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増す痛み ページ45
大介「月日が経つのが早いのお・・」
大介が空を仰ぎながら云う。
ロココ「ちょっと良いかな、大介。大介が昔監督だった時の選手がここにいる海風って人なの？」
ロココが恐る恐る挙手をして発言した。
久遠「あの影山による事故で選手、監督ともに死亡したかと思われていたが円堂大介も海風も生きていた・・・」
久遠が響を見ながら言った。
響「俺も雷門理事長も最初は驚いたよ。あの大介さんと海風が生きてる。しかも海風はあの時のまま。」
大介「海風はバスに乗る前、わしにこう言ったんじゃ。」
大介が深く帽子を被らせる。
「『監督、私はじきに迎えに行きますから。時の経過を揺ぎながら待っていて下さい。』っとな・・・」
海風は少し胸を痛ませながら時空の歪みを感じていた。
円堂「海風・・・・」
監督と選手の再会は、海風の痛みを増す事になった。
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胡麻(プロフ) - 璃優さん» 有難うございます！！ (2012年9月29日 10時) (
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