第五十一話 ページ6
貴方side
大賢者シスターメアリー
大勢の黒魔道士を戦争で殺した『光の英雄』で、師匠にどつかれてキレられた人間
貴:二つ目は知ってる。
「あの時の拳は未だ忘れられませんw
貴:顔面だったしね。
「いい顔面ストレートでした。
グ:シスターメアリーを殴ったんかお前の師匠！？
オ:やばすぎ、、、。
驚く二人にシスターはクスクスと懐かしそうに笑う。そしてどこか寂しそうに言う
「あれで目が覚めました。あの人は私の恩人です。あの人は、、素晴らしい人でした。
私はただの人殺しです。大賢者なんて、シスターだなんて言われていい人間ではありません。
手を祈る形に組む彼女は処刑前の魔女のように見える。不意に開いていた窓から風が入ってきて
リボンが外れてシスターの方へ飛んでいってするりと頬を撫でるように触れて肩に着地した
「これは、、、あの方の？
貴:うん、そう。落ち込まない方がいいよ、あの人気にする人だから。
「そう、ですか。、、、そうですね。落ち込んでは、気にされてしまう。
リボンを手に取って、額に押し当てては静かに祈るような顔をする
グ:A、一つ聞いていいか。
貴:なに。
グ:その、、、お前の師匠は
貴:そうだよ。
グルッペンがいい終わる前にそう言った。グルッペンは静かに「そうか」というだけだった
「貴方は私たちが死なせません。どうか生きてください。貴方は、欲のままに生きてくださいね。
貴:俺が欲のままに動いたらまず間違いなくここ吹っ飛ぶけどいいのwww？？
オ:マジでやめてほしいめう。
グ:開戦待った無しやんけヤメロ。
二人の言葉にクスクスと笑うシスターとくるくる振り回してた杖を腕輪に戻す俺
マジでやるわけないじゃん
貴:枷も外れたし、俺帰るから。
「もうですか？
貴:枷外しにきただけだし。
「そうですか、、、最近火魔道士によるテロが頻繁におこっているようです。お気をつけてくださいね。
貴:はいはい。
って俺が軽く返したのに比べて二人はシスターの言葉に反応を示してシスターにいくつか質問し始めた
俺はそんな二人を眺めながら、暇だったからくるくる杖を回して遊ぶ
手に吸い付くみたいにぴったりくっついて離れない杖をブンブン振り回してたら唐突に声をかけられた
オ:A！ちょっとこれに火つけてくれへん？
貴:はい。
オ:ありがとう！
貴:はいはい。さっさとしてよ。
オスマンって外交になると楽しそうになるよねー、ってちょっと思った
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歩兵 - 80ページ誤字ってますよー (2021年4月13日 2時) (
レス) id: 7a023bf550 (このIDを非表示/違反報告)
幽霊(プロフ) - 和紙さんの小説、いつも見返してます！更新されたら飛んできますw！世界観とか発想が好きです。 (2021年3月30日 5時) (レス) id: a85536cb3b (このIDを非表示/違反報告)
クルイ - 下手なのですが、クルイの作詩ノートで投稿しております。 (2021年2月6日 20時) (レス) id: 6c77753d41 (このIDを非表示/違反報告)
クルイ - あの夏の記憶は、思い出しているので書いてます！ (2021年1月26日 21時) (レス) id: 6c77753d41 (このIDを非表示/違反報告)
クルイ - ありがとうございます！！こちらこそ光栄です！！！ (2021年1月26日 20時) (レス) id: 6c77753d41 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：地縛霊
| 作者ホームページ：
作成日時：2020年10月31日 20時
