第八十一話 ページ36
貴方side
この日世界の均衡が崩れた
火、水、木、風、金、土、光、代表的な七つの魔道士の国の一つ、火の国が落とされたから
しかもギゼルが収める国に
馬鹿な各国の国王達はどうしようどうしようと慌てふためき、大きく二つに分かれた
一つは我々国と同盟を結ぶ
もう一つは我々国を滅ぼす
後者の方が簡単だから向かって来てくれないかなぁってグルッペンが言ってた
来るもの全部叩き潰すつもりか！ってトントンに怒られてたけど
別にそれでいい気がした
最終的に後者を取ったのは1国だけ、あとは傍観国と同盟国となった
敵対する事になったのは風の国
魔法も物理もどっちも強いし、多分魔道士の国中じゃ一番つよい国だと思っていい
弱いやつと手を組むなんて死んでも嫌だ。って奴が多いんだよね。血にこだわりあるし
みんなもそんな奴らと同盟とかこっちも願い下げだ。って感じだった
でも今すぐなにかが起こるってわけじゃなくて、一応ちょっとの平和がやってきた
平和(お互いの様子見期間)だけど
みんなが忙しい中、俺だけ何故か近くの孤児院兼教会の大掃除に駆り出されて洗浄魔法やらなんやらを使わされた
その上今はちっさいのに囲まれて、あっちこっち連れ回されてさぁ、、、ナニコレ、、、はぁ
「みてみておにいちゃん！このお花きれいでしょ！！
貴:そーだね。
「みぃちゃがお花のかんむりつくってあげる！
貴:はぁ？要らないんだけど。
「で、でも、とってもきれいだよ！！
貴:要らないって言ってんじゃん。
面倒になって笑顔で花を全部燃やしてやったらぎゃんぎゃん泣くしついてきてたエーミールに怒られた
エ:なんて事するんですか！！
貴:燃やしただけじゃん。
エ:理由を話してください！！
貴:花冠とかいらない、だから花を燃やした。
エ:燃やさんくてもよかったやろ？？
貴:さぁね。
ぎゃーぎゃーうるさいからふいっと目をそらして、飛んで近くの大きな木の太い枝に座った
泣き喚くチビの声が聞こえてきて、あーあー、うるさいなぁって思ってたら
いつのまにか眠ってた
起きたら丁度エーミールが「帰りますよ」って声かけてきてて、素直に降りたら
エ:Aの優しさはわかりづらいわ。
って言われた。なんか前も言われたような気がするんだけど、コイツらほんとなんなの
貴:別に優しいと思われるような事してない。
って言い返してやったらクスクスと優しく笑うんだから、ほんと変だと思った
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歩兵 - 80ページ誤字ってますよー (2021年4月13日 2時) (
レス) id: 7a023bf550 (このIDを非表示/違反報告)
幽霊(プロフ) - 和紙さんの小説、いつも見返してます！更新されたら飛んできますw！世界観とか発想が好きです。 (2021年3月30日 5時) (レス) id: a85536cb3b (このIDを非表示/違反報告)
クルイ - 下手なのですが、クルイの作詩ノートで投稿しております。 (2021年2月6日 20時) (レス) id: 6c77753d41 (このIDを非表示/違反報告)
クルイ - あの夏の記憶は、思い出しているので書いてます！ (2021年1月26日 21時) (レス) id: 6c77753d41 (このIDを非表示/違反報告)
クルイ - ありがとうございます！！こちらこそ光栄です！！！ (2021年1月26日 20時) (レス) id: 6c77753d41 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：地縛霊
| 作者ホームページ：
作成日時：2020年10月31日 20時
