第六十九話 ページ24
貴方side
どういうわけか俺に取り憑くみたいに体を預けてくるゾムと俺を挟んでまだ喋る二人
コ:このままやと火の国と全面的にぶつかりそうなんやろ？オスマン。
オ:まぁそうなるな。Aをはいはい、って殺す義理とかこっちにないし。
ゾ:ほんまそれ。
貴:じゃあなに、火の国と真正面から戦争するつもり？それがどれだけ馬鹿なことかわかってるw？
オ:それがなー、わかってんねん。まぁなんとかなる、ってかしないとなぁ。
コ:でも俺ら魔道士と真正面からぶつかったことねぇからな、、、いけると思うか？
じっとコネシマが俺を見る。俺はコネシマの快晴みたいな瞳を見つめながら返す
貴:無理。
ゾ:めちゃくちゃハッキリ言うやんwww
貴:そこらへんに湧くみたいにいるくそ雑魚ギゼルと魔道士比べないでくれる？
地を這いずるしか能がないギゼルが空を飛べる魔道士に敵うわけないじゃん。
全面抗戦とかほんとに馬鹿だから。相手に魔法使わせないくらいしないと、幹部の誰かは確実死ぬけど？
ゾムを振り払ってオスマンがいつのまにか待ってきていた紅茶を勝手にいれる
貴:アンタらほんと謎だよね。俺を維持してるだけで損するのに捨てないのはなんでなわけ？
俺はアヴェリアの幹部だった男で、紛うことなき黒魔導士なのにさぁ。
角砂糖を２個入れてくるくる回すと、スプーンがカップに当たる音が響く
不意にゾムが口を開いた
ゾ:そんなんどうでもいい。Aはよくそうやって言うけど、俺らってそんなんの集まりやで。
大先生とチーノはスパイやってん。それをグルッペンが引き抜いた。
俺なんかグルッペン殺しに来た暗殺者やし、シャオロンは元海賊。
ひとらんらんは自分を裏切った国の上層部ブチギレて皆殺しにして逃げてきた極東の指名手配犯やし。
しれっとさも当たり前みたいに他人からしたら酷く驚くようなことを言うゾムにため息がでる
貴:言っていいの、それ。
ゾ:幹部以外には秘密やで！
貴:駄目じゃん？
ゾ:いや、だめやない。
貴:はぁ？矛盾してるんだけど？？
ゾ:してへんしてへん。やってA、この国の幹部として名前入ってるからwww
貴:、、、はぁ！？
いつから！？って問い詰めたら最初からとか返してくるコイツらほんとなんなわけ！？
貴:攻め落とした国の幹部を自分の国の幹部にするとか頭おかしいでしょ。
オ:まぁ、トップが若干きてるからなw
コ:諦めろwww
誰かあのブロンド総統寝かしてやれ。ってすこし本気で思った
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歩兵 - 80ページ誤字ってますよー (2021年4月13日 2時) (
レス) id: 7a023bf550 (このIDを非表示/違反報告)
幽霊(プロフ) - 和紙さんの小説、いつも見返してます！更新されたら飛んできますw！世界観とか発想が好きです。 (2021年3月30日 5時) (レス) id: a85536cb3b (このIDを非表示/違反報告)
クルイ - 下手なのですが、クルイの作詩ノートで投稿しております。 (2021年2月6日 20時) (レス) id: 6c77753d41 (このIDを非表示/違反報告)
クルイ - あの夏の記憶は、思い出しているので書いてます！ (2021年1月26日 21時) (レス) id: 6c77753d41 (このIDを非表示/違反報告)
クルイ - ありがとうございます！！こちらこそ光栄です！！！ (2021年1月26日 20時) (レス) id: 6c77753d41 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：地縛霊
| 作者ホームページ：
作成日時：2020年10月31日 20時
