第87話 ページ42
貴方side
目があって嫌な予感がしたのかすーっと目をそらした鬱とトントンと話していたひとらんらんに言う
貴:おい、二人ともついてこい。
鬱:ど、どこに？？
貴:バーだ。
ひ:バー？お酒飲む所じゃん。
貴:普段はそうだが、今回は違う。情報提供者がいてな、話があるらしい。
鬱:あ、じゃあそんなに野蛮じゃない感じなんやな！！せやったらついていきます〜！！
ひ:来いって言われたら普通についてくけど、武装はしてっていいの？
貴:構わん。裏社会の奴らばかりが屯するようなバーだからな。
鬱:前言撤回めちゃくちゃいきたなくなったわ今！！！
ひーひー言う鬱をガン無視して魔法で服を着替えて部屋を出ると二人ともついてくる
この後セバスには何度も安全運転を心がけるように言ったがまぁ無駄だった
スピード狂のこいつに今更何を言っても無駄か、、、とため息を吐きつつ駐車場で待機する様に言いつける
バーまではそう遠くない。現在時刻は午後18時過ぎ、昨日寝たのが午後16時頃だ
本当に丸一日眠っていたようでため息が出るがもうすぎてしまった事だし気にするのはよそう
バーに着くと貸切と書かれた札がかけてあった。流石アレシアだ準備がいいな
と思いながらドアノブに手をかけてカランカラン、とベルを鳴らして押し開ける
それと同時に、濃い血の匂いが鼻をついた
中に入ったと同時に目についたのは壁に走る斬撃痕と飛び散る血
一歩進めば割れたグラスや酒瓶を踏み音を鳴らす。不意に横を向けば倒れた机の下にエイトスがいた
そのさらに奥の壁側にはシックスが見える。どちらも一目でわかるほど大量に出血している
貴:ひとらんらんはエイトスをみろ！！鬱！お前はシックスだはやく行け！！
鬱:えぇ！？生きてるあれ？！
ひ:ギリじゃない？！
バクバクと心臓が大きく音を立てている、二人がここまでやられていてアレシアが無事なわけがない
走ってカウンターまでいき机に手をついて飛び越えれば床に倒れているアレシアが目についた
貴:アレシア！！
A:、、A？
貴:しっかりしろ、なにがあった。
A:さっきレオンが、、、きたんだよ、、それで、問答無用で撃たれちゃった、、、二人は？
貴:連れて来た二人に手当てさせてはいるが、危ないのは変わらんだろう。
A:ぼく、いいよ、、ふたり、は、たすけてね、、、。
貴:なにを言っている。お前に死なれては多方面から圧を受けて困る。死ぬな。
俺の言葉にアレシアは苦笑するばかりだった
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名無していう名前の名無し - 77話の なんなんだこいつは本当にこいつはジジイか で少し笑ってしまいました（笑）てか、しれっと『セバスがおかしいのは前から』ってdisられてるｯｩ⁉︎← （嫌なコメントであれば消してください。） (8月15日 11時) (
レス) @page32 id: cfc3f2d0fe (このIDを非表示/違反報告)
トコハ(プロフ) - えーっと81話の「範囲が広く強力だ」が「協力」になってます^_^;それと完結おめでとうございます！！面白かったです (2021年9月16日 0時) (レス) id: d000e7e9d5 (このIDを非表示/違反報告)
しの - あら…体調大丈夫ですか、？お体に気をつけて… (2021年8月1日 19時) (レス) id: d2dd850425 (このIDを非表示/違反報告)
トコハ(プロフ) - 主人公、案外…愉快犯だなwww (2021年7月25日 22時) (レス) id: d000e7e9d5 (このIDを非表示/違反報告)
かに(プロフ) - とにかく最高です！この主人公とみんなの距離感がとても好きです！応援してます！！ (2021年7月25日 20時) (レス) id: f85de546f7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：地縛霊
| 作者ホームページ：
作成日時：2021年7月18日 14時
