第62話 ページ17
貴方side
その後もやいやい騒がれて面倒になって新聞ごと廊下に放り出してやって
タイミングよく朝食を持って来たセバスを部屋に入れてバタン！と扉をしめた
オ:朝から元気だねw
貴:お前は覚醒するのが遅い。
オ:ごめんなさーいww
貴:さっさと食ってお前も隊の元へ戻れ。
オ:はーいw！
顔を洗ってやっと意識が覚醒したらしいオズと共に朝食をとって、オズは隊へ戻り俺は書類仕事を始める
施設を一つ破壊した程度では嫌がらせにしかならない。それはわかっている
だがその嫌がらせが大切だ。これであいつがどう動くのかが重要になってくる
総統なのだから、警備の強化を言いつけるのだろう。それは目に見えている事だ
あとは、するとしたら何をするだろうか。原因究明に動き出すのはわかるが無意味だ
証拠を残すようなことをはしていない。魔力も五分で残痕すら残らず消えるようにしておいた
生き残りがいない限り、俺の仕業だと気がつくのは至難の技だろう
さて、そろそろ本腰を入れていかなければ。我々国を負かしたように、今度はこちらが足元を掬ってやろう
周辺諸国は何も帝国が大好きなわけじゃない。帝国の持つ絶大な国力と軍事力が恐ろしいだけだ
それさえなければあんな国。と思っているのは誰がみても明白だ、であれば
貴:その足場を壊してやればいいだけだ。
言うのは簡単だがやってのけるのは難しい。だが難しいというだけで、できないわけではない
何も何年も前から深海に潜っているのは貴様だけではないぞレオン
そして深海を牛耳っているのも貴様ではない。広大な深海は誰のものでもない
誰だって潜れるわけではないが、能力と力さえ有れば潜るのは簡単だ
実証は終わった。次は切り崩しにかかる。そうと決まれば奴らにさっさと部下を集めさせなければ
昼食時、集まった奴らに「さっさと部下を集めろ」と言えばその日のうちにいくつか計画書が上がって来た
サラサラと全てに目を通して、判子を押してセバスに渡し俺はずっと書類と向き合っていた
気がつけば夕食の時間から2時間ほどずれてしまっていた。あー、とため息を吐き出せば
それと同時にドアがノックされた。短く声をかければ入って来たのはトントンで、手にはパスタ
何故お前が来た？と問う前にトントンは「中尉方に持ってけって指名されまして、、、」と言って苦笑した
また余計なことをする、、、と思いはしたが人選は間違っていないのだから、ため息しか出なかった
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名無していう名前の名無し - 77話の なんなんだこいつは本当にこいつはジジイか で少し笑ってしまいました（笑）てか、しれっと『セバスがおかしいのは前から』ってdisられてるｯｩ⁉︎← （嫌なコメントであれば消してください。） (8月15日 11時) (
レス) @page32 id: cfc3f2d0fe (このIDを非表示/違反報告)
トコハ(プロフ) - えーっと81話の「範囲が広く強力だ」が「協力」になってます^_^;それと完結おめでとうございます！！面白かったです (2021年9月16日 0時) (レス) id: d000e7e9d5 (このIDを非表示/違反報告)
しの - あら…体調大丈夫ですか、？お体に気をつけて… (2021年8月1日 19時) (レス) id: d2dd850425 (このIDを非表示/違反報告)
トコハ(プロフ) - 主人公、案外…愉快犯だなwww (2021年7月25日 22時) (レス) id: d000e7e9d5 (このIDを非表示/違反報告)
かに(プロフ) - とにかく最高です！この主人公とみんなの距離感がとても好きです！応援してます！！ (2021年7月25日 20時) (レス) id: f85de546f7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：地縛霊
| 作者ホームページ：
作成日時：2021年7月18日 14時
