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貴方side
トントンの顔色がどんどん悪くなってくる、そしてグルッペンに何も言わず首を横に振った
途端に走り始めるその場にいた幹部メンバー
俺の部屋の前に着いて俺の名前を呼びながらドアを叩くけど俺は出てこない
誰か鍵持ってこい！ってグルッペンが言った瞬間騒ぎを聞いてやってきたひとらんが無言でドアを蹴破った
そしてぷらーん、と浮いてる俺をみんなが見つけた
そこからは阿鼻叫喚、誰かが何かを叫んでいて何を言っているのかわからない
でもやってきた汗だくのしんさんが、同じく汗だくで心臓マッサージをしていたトントンの手を掴んで
「やめ」と一言言ったので急に静かになった
午後20時15分、予告より1分早いけど死が確認されてみんなその場に座り込んだ
グルッペンは俺を抱き上げるそして頭を優しく撫でながらトントンに背を向けながら言った
グ:トントン、、俺は、間違っていると思うか。
グルッペンの言葉に、トントンは少しの間黙っていたけれど不意に顔を上げて言った
ト:なんとも言えん。でも、これだけは言える。間違ってたとしたら、お前だけやなくてわいらもや。
こんなん不毛なんかもしれん。ほんまはあかんこと何やってのはみんなわかってる。でも
諦め悪いんがわいらやろ。
トントンがグルッペンの肩を抱いて俺の頭を撫でた、またトントンが何か言う
それを聞く前に意識は暗闇に落ちた
ガタガタという馬車の音と揺れる身体の音に引っ張られるように目が覚める
目の前には眠っているチーノ
手元には書きかけ途中の報告書
ぼーっとした意識の中、手帳を開いていつものように死亡予告を確認する
ーー
10月28日 午後17時31分
グルッペンと秋の芸術祭にて美術館へ共に行くが、テロが起き美術館が爆弾により崩壊
グルッペンと共に巻き込まれ、グルッペンを庇い細い鉄柱が腹部を貫通する
出血多量による失血死、蘇生不可
ーー
うーん、また痛そうな死に方するなぁ。まぁグルッペンと一緒なら我慢するけど
手帳をしまって報告書の続きを作成してたらチーノが起き上がってきた
そして俺をじっと見つめてくるから、なに？と首を傾げて口を開こうとしたら向こうから声をかけられた
チ:Aってアホやんな。
貴:はぁ？？いきなりなに？？
チ:いや、なんもない。
貴:はぁ〜？お前なに？？寝ぼけてんの？
べしっと頭を叩いてやったらいつもの調子に戻ったから、寝ぼけてたってことで処理した
わかりやすいんだっての！
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ゆき - 本当にこのシリーズめっちゃ最高です。作者本当に天才!! (12月25日 16時) (
レス) @page25 id: 3fb3742587 (このIDを非表示/違反報告)
あくののの - 一気見しました。最後で涙が…、久しぶりにこんな泣きました。涙腺崩壊しまくりです、！()ほんっっとに素敵な小説を書いてくださってありがとうございます！！神作品です…！！ (11月28日 20時) (レス) @page25 id: 514da34b34 (このIDを非表示/違反報告)
くろねこ - あっ目からなみだが…(´；ω；｀)ﾌﾞﾜｯ (11月22日 18時) (レス) @page25 id: 867516ea99 (このIDを非表示/違反報告)
名無していう名前の名無し - 一気見しました。なんか、目から汗が止まらん。これだけ伝えます。好きでぇぇぇぇぇすす！！！！うわぃぁぁぁぁぁ、なんでここの作者は天才なんですがぁぁぁぁぁ‼︎←逆ギレ ⚠️嫌なコメントでしたら消してください。⚠️ (8月7日 0時) (レス) @page26 id: cfc3f2d0fe (このIDを非表示/違反報告)
センラ - 人狼くんの方もこっちも涙が止まらない、いつも僕は小説を演じるから余計に止まらない、でも、神作品をありがとうございます。 (8月2日 0時) (レス) @page26 id: 304b99e4d1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：地縛霊
| 作者ホームページ：
作成日時：2021年6月27日 16時
