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貴方side
そして来る日
人狼の国ウォルフからやけに獣臭い外交官が我々軍本部基地にやってきた
俺とアズ隊長とシャルルさんは総統室で会見の時が来るまで謎に親衛隊の皆さんにわしゃわしゃされてた
「皆まだ若いですなぁ。
「良い面構えをしている。
「貴方は騎士なのでしたね？その服は礼装ですか！
S:はい、大事な席ですので。
グ:マグナム卿、この度は護衛を快く受け入れていただき感謝しております。
S:いえ、グルッペン総統閣下。私としても償いはいくらでもさせていただく所存でございます故。
ペコリと頭を下げたシャルルさんの頭を当たり前みたいに撫でる総統閣下にシャルルさんは苦笑する
貴:もう撫でないでください。これ以上撫でられたら髪のセットが崩れてしまいます。
「おぉ、悪い悪い。なんにせよ可愛くてなぁ！！
「閣下ときたら抜け出す時だけ可愛くなるからな！！
グ:おいそこ、無駄話をするな。俺の話はいいんだよ！！仕事しろ仕事！！
「「「はーいwww
グルッペン総統閣下に軽口きいてる親衛隊の皆さんって心臓に毛でも生えてるのではと思った
暫く三人で並んで立ってお茶の話をしていたら、人の足音と獣の匂いが近づいてきていてすっと黙る
アズ隊長も急に黙った俺たちをみてしっかり立ち直す。すると静かになったことに気がついた親衛隊の皆さんも軽く陣形について静かに立った
この中に放り込まれたら流石に怖いだろうなぁって思いながら俺たちは閣下の斜め後ろから
ノックの後に入ってきた者を見下ろした
ぱっと見ただの人間だけど、匂いでわかる
こいつは間違いなく人狼だ
本能が相手が己にとって格下か格上かを測り始める。これは獣のとしての性だ
人狼外交官が口を開く。その口から出てくるのは社交辞令と取れる簡単な挨拶
それを言い終わると、今度は総統閣下が同じように社交辞令の挨拶で返す
部屋の中がなんとなくピリピリしているのがわかる。みんな最大限に警戒してるのがわかった
暫くたわいもない話をしていたけれど、唐突に人狼外交官が問いかけた
「人狼に対する対応はどうなさるおつもりなのでしょうか。王国軍騎士を招いているといることは王国軍と同じお考えを？
チラッとシャルルさんをみての言葉に、総統閣下は穏やかに答える
グ:いいえ。彼は魔術講師としてお招きしているのみであり我々の人狼への考えとは無関係です。
我々は人狼を迎え入れるつもりです。
くつくつと笑う閣下の瞳は真剣だった
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パンプキン星人(プロフ) - 面白過ぎて口角上がりっぱなしです。ありがとうございます (2022年6月18日 20時) (
レス) @page46 id: 44faf6bb90 (このIDを非表示/違反報告)
腐れ人 - 続き楽しみにしています、倒れない程度に更新がんばってください (2021年5月30日 14時) (レス) id: 893a96740c (このIDを非表示/違反報告)
愛月咲良(プロフ) - …120…の夢主が言った大量の擬音語の所でさんさわとはなんでしょうか…？ (2021年5月25日 21時) (レス) id: 4a6d894003 (このIDを非表示/違反報告)
紫音 - もしかして純血なのでは…？夢主さんは (2021年5月25日 19時) (レス) id: c06f6fba38 (このIDを非表示/違反報告)
愛月咲良(プロフ) - 良かった…！！夢主君が普通に受けいれられている…！！ (2021年5月24日 21時) (レス) id: 4a6d894003 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：地縛霊
| 作者ホームページ：
作成日時：2021年5月23日 11時
