第百十一話 ページ21
貴方side
はぁーー、と手帳で顔を覆ってため息を吐き出したらクスクスと笑うグルッペン
貴:死んでもほんと意地悪。
グ:死して尚想われているのは羨ましい限りだな。
貴:ふーん。それで？金リンゴなんかそこらへんにあるわけじゃないんでしょ。どこまで行く気？
グ:ネバーランドだ。
ネバーランドといえば、どの国の領地でもないモンスターみたいなのがウヨウヨいる場所だ
名前は御伽噺でよく出てくる魔の森なんかに似てることやモチーフにされたりするからだったはず
ありそうにはありそうだけども
グ:金リンゴを探すと言うよりかは、金リンゴの元になるリンゴを探しに行く。と言った方がいいな！
貴:どう言うこと。
グ:金リンゴは作るものらしい。作り方はその手帳に書いてあったからわかる。
他のリンゴから生命力を奪い溜め込んでいるリンゴと金を使うらしい。
貴:、、、あったとして作れるわけ？てか、なんで俺にそこまですんのかわかんない。
ANSER押しつけて、恩だのなんだのは全部踏み倒せばいいのに。
グ:いや、そんなことするより助けて色々してもらってた方が今後助かる。
貴:嫌に正直でウケるんだけどwww
クスクスと笑ってたらまたなんか眠くなってきて、うとうとしてたらグルッペンが焦り始める
グ:おい！待て待て待て寝るな！！
貴:むり、、、。
グ:くそっw即答しやがってw！！まぁいい、必ず金リンゴ作ってすり潰してでもら食わしたるからな！
貴:必死でうけるw、、、グルッペンほんと、へんなやつ。
そこまで行って強烈な眠気に耐えられなくなって熟睡、そして俺は長い夢を見た
謎に小さくなった師匠が俺の手を引いて暗闇の中を青い焔が入ったランタンを持って歩いている夢
貴:師匠？どこ行ってんのこれ。
「現世かな。深く眠りすぎだよA。こんな明晰夢見てる暇ないんだから。
貴:、、、ちっさ。
「肉体年齢5歳だからそりゃね？？
貴:生前より大きくなれたらいいねwww
「生前がちびっていってるよねそれ？？その発言は許すまじ、、、覚えておれよ小童、、、。
貴:はーいwww。
小さな手に引っ張られて歩いていれば急に落とし穴みたいなのに落っこちた
と同時にパチリと目を覚ます
久しぶりにスッキリしてる気がする
むくりと起き上がって腕に繋がれたあれこれを勝手に外したらなんかビービーなり始めて
謎にドアをぶっ壊してシャオロンとコネシマが入ってきた。寝起きから勘弁してほしい
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ゆき - 面白かったです。ありがとうございます！ (1月2日 22時) (
レス) @page26 id: 3fb3742587 (このIDを非表示/違反報告)
あ - 一気に読んでしまいました！本当に面白かったです！本当に世界観とキャラが好き… (12月2日 10時) (レス) @page26 id: 64cf2fe096 (このIDを非表示/違反報告)
いるか - またもまたもとっても、面白かったです！！ありがとうございました。 (2022年8月2日 22時) (レス) @page27 id: ace8bc3786 (このIDを非表示/違反報告)
ダンボくん - 完結おめでとうございます！！ (2022年3月25日 22時) (レス) @page28 id: c6ee3fc588 (このIDを非表示/違反報告)
ロコン - 完結おめでとうございます！個人的には復讐者の主人公君が一番好きです(あ、どうでもいい事を長々と失礼しました) (2021年7月6日 22時) (レス) id: d60bfbc8e8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：地縛霊
| 作者ホームページ：
作成日時：2021年4月1日 20時
