【wrwrd!】我々さんと主人様【男主】

第35話 ページ37

貴方side

犯罪者を街に解き放った。などと言われては経営者として非常にまずい


行動するならせめて裏ルートでの行動を主にさせなければならない


というかこいつ、何故外に出たいんだ？


まぁそれは後ほど紙で上げてくるだろう。そういえば女癖が悪い奴がいると聞いたことがあるな


貴:一応言っておくが、万が一にでも人にあってどうこうしたいという理由が挙げられてきた場合。

即時全員の外出許可を全面的に無しとする。それだけは覚えておけ。

コ:まじでやめろよ大先生。

ト:下手したら殺すぞ大先生。

ひ:大ちゃんまじ気をつけてね。

鬱:めちゃくちゃ言われるやん俺。


どうやらあの男がそうらしい。その面に置いて信用されていないのがよくよくわかった


はぁ、とため息を吐き出しつつじろっと藍色の瞳を見てやれば肩をびくつかせて俯く男


貴:下手なことはしないように留意しろ。

鬱:はい！！わかってますよぉ！！！


そう半泣きで言ってくるのだから少しぐらいは信用してやるか。とまたため息を吐き出しつつ席を立つ


食べ終えたのだからベラベラと喋る理由もないしさっさと部屋に戻るのが1番だ


後のことはセバスにでも任せておこう


と、部屋に帰ってきてみれば書類がまた幾分か増えており嫌気がさしてきた


貴:、、、オペラ。

「な〜？

貴:あの2人を呼んできてくれ。俺がこの書類の山に嫌気がさしすぎて暖炉で燃やす前に。

「な〜！！


窓を開ければひょいひょいと壁の凹凸を伝って降りていくオペラ。猫は身軽でいいな


嘆いていても仕方がない。と椅子に座ってペンを持ってひたすら手を動かし続けていれば


暫くして真後ろにある窓がノックされた


くるりと振り向いてみればオズと頭の上にオペラをのせたレイがニコニコ笑顔でそこにいた


窓を開けてやれば冷気と共に中に入ってきて、寒い寒いと言いながら暖炉の前に座る2人


貴:出頭ご苦労。

R:はいはい。呼ぶのは別にいいけどさ〜、俺らだって暇じゃないんだからな？？

貴:そうなのか？オズ。

O:いや別に？屋敷の警備は小隊でやらせてるし、基本俺らはいらないよ。レイは隊の子達と話したいだけw

R:コミュニケーションって大事なんだぜ？？知ってた？？

O:わかってるし知ってるよwでもレイはやりすぎなところあるよねww

貴:まったくだ。あと手伝ってくれ。

R:また増えたの？？各地の社長は何してんの。

O:無能だね〜。


オズの言葉に真顔で頷けばゲラゲラと笑われた。笑い事ではないのだがな

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