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貴方side
あれから知らぬ間に三日もの時間がすぎていた
その間何をしていたかと問われれば、ぺろぺろと顔を舐められて目が覚めてまた薬を飲まされて寝かされて
稀にまたぺろぺろと舐められて起こされて、おもゆや味噌汁を飲まされるなどの看病をされていた
四日目のお昼頃になって、未だ屋根を強い雨が殴りつける音がはっきりと聞こえるようになって自然に起きた
側に置いてあった日付入りのデジタル時計を見て三日も意識が殆どなかった事にため息を吐きつつ
ゆっくりと起き上がれば側にいたアルファが控えめにクゥクゥと鳴きながら寄ってきた
貴:アルファ、、、コネシマさんは？
「ばぅばう！！
俺の問いかけに尻尾を振って襖の方を向いたアルファを見て、あぁまだいるんだな。と少し安堵した
安堵したのはこの豪雨の中外に出られて死にでもされたら非常に困るからだ
ゆっくりと布団から出て立ち上がろうとした所で襖が勢いよく空いて部屋の中にコネシマさんが入ってきた
コ:A！！起きたんか！！！
貴:はい。
コ:身体起こして大丈夫なんか？？気持ち悪いとかないか？？薬飲むか？？
貴:いえ、大丈夫です。、、、助かりました、ありがとうございます。
コ:いやいや、こっちこそ！！なかなか雨が止まんくてなぁ、、長いこと居らせてもらっとるからな！！！
貴:雨は、、、明日か明後日にはやむかと。
コ:おぉ！そうか！！ま、暫くおってええんやったら置いとってくれると助かるわ！！！
いや、早く帰ってくれ。とは思ったが何故だが言うのは引けてしまって
なんとなく小さく「お好きにどうぞ」と答えれば謎に心底嬉しそうに微笑まれた
何がそんなに嬉しいのかわからないけど、もう放っておこう。と考えてゆっくりと立ち上がる
そんな俺に慌てたように近づいてきては自然と肩を貸してくるコネシマさんに慣れを感じる
まるで部下がこうなったら絶対こうしている。とでも言いたげな行動に少し困惑したが何も言わない
コ:どこ行くんや？？
貴:お風呂に、、、。
コ:入って大丈夫なんか？？？
貴:微熱程度なら大丈夫です。薬湯ですし、、長湯はしませんので。
コ:おぉ、薬湯か！！！それはええな！！！風呂まで抱えて行ったるわ！！！
そういうと俺の返事も待たずにふわりと抱き上げられた。まぁ別に楽だからいいけど、、、
取り敢えずアルファに服を持ってくるように頼んでから、お風呂場まで運んでもらった
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雨狐(プロフ) - 大丈夫です！お身体大事にして下さってありがとうございます！！！！ (2022年9月28日 17時) (
レス) @page14 id: 03cb1ed386 (このIDを非表示/違反報告)
ひみず - 体調がすぐれないときってすごく辛いですよね…そんでもって仕事とか忙しいと思うので気長に待ちます！お身体に気をつけて過ごしてください！…よし、過去作読みに行くぞ〜((( (2022年9月26日 23時) (レス) @page14 id: cf97838499 (このIDを非表示/違反報告)
flower(プロフ) - お知らせしてくださってありがとうございます。いくらでも待ち続けますのでゆっくり体を休めてください…和紙さんのお話大好きです！過去作見ながら待ってますm(*_ _)m (2022年9月26日 18時) (レス) id: 7fbdbdddf5 (このIDを非表示/違反報告)
しきれさん(プロフ) - いつも楽しいお話有難うございます！お体に気をつけてください( >_< )いつまでも待ってます！ (2022年9月26日 16時) (レス) @page14 id: bb34574bf7 (このIDを非表示/違反報告)
U - お大事にヾ(´｡••｡`)ﾉ (2022年9月26日 16時) (レス) id: e026feee7e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：地縛霊
| 作者ホームページ：
作成日時：2022年7月31日 13時
