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〜28〜 ページ30

貴方side

山で沢山果物を取ってそれをバケットに入れて軍に行く前に栞さんが住んでいる屋敷に行った


貴:栞さーん!

栞:Aくん!ほらおり、Aくんがきたよ〜。

貴:ふふ、相変わらずかわいいね。あ、これお裾分け!!栞さんに!!

栞:うわぁ、こんなにいいの?この前だってお肉いっぱいもらったのに、、、。

貴:いいのいいの。元気に過ごしてくれたら、それでいいんだよ。

栞:ありがとう。Aくん、どこか行くの?

貴:うん。ちょっとそこまで。

栞:そっか。気をつけてね。

貴:うん!


またねー!って手を振ったら振り返して来てくれる。おりは少し大きくなった気がする


貴:子供って大きくなるの早いんだぁ、、、。


あんな小さい子、暇つぶしで読んでた教科書でしか見たことない知識では知ってたけど、、、


やっぱり見てみないとわからないことって、いっぱいあるんだなー


貴:今度エーミールにでも聞いてみようかな?まぁみんなの前じゃ鷹だからちょっと意思疎通難しいけど。


みんなの前で人にならないのは、人じゃない僕しかみんなは知らないからだ


鷹がいきなり人になったらびっくりするだろうってのももちろんあるけど


僕はこの鎮守の森の精霊


僕のお仕事は鎮守の森を守ることだって、おじいちゃんが言ってた


でもおじいちゃんは別に人も滅多に入ってこないし、森は人を嫌って迷わせることが多いから別に気にしなくていい。って言った


栞さんみたいに、僕みたいな精霊に招き入れられた人間以外は迷わせられて死ぬか追い出されるかなんだって


森は人間を好まない


無害でひ弱な人間はそこに含まれないらしい。生前の僕がそうであったように


森は人を助けない

昔はそうでもなかったらしいけど


今となってはもう仕方ないような気がする。人は森を切り開いた森は人に一部を奪われた


だから森は一線を引いた

それだけの話


僕は元が人間だから、森に元からいる他の精霊が見えない中途半端な精霊だから森に縛られたりしない


でも、人間に手を貸すぎるのはダメらしい。よくわかんないけど


平和じゃないこの世界で

僕は平和なこの地を守る


それだけ考えていたら、まぁ他はなんでもいいかなーって思えるから


僕は今日も今日とて軍のみんなに会いに行く


大きなバケットを首にかけてやってきた僕をみて、みんなは今日も笑って迎えてくれる


この幸せがずっと続けばいいなって




思ってたのにな

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優雅矢雫(プロフ) - 可愛すぎちょー好き! (2020年12月27日 0時) (レス) id: 6140c46fdc (このIDを非表示/違反報告)
腐女子だよ、偏見の目で見るんじゃねぇ - 更新お疲れさまです、ありがとうございます (2020年8月30日 23時) (レス) id: a8834356f6 (このIDを非表示/違反報告)
ルーナ(プロフ) - 主人公くんいい子…可愛い…はっ!これは…神では…?好きです(唐突な告白) (2020年8月30日 1時) (レス) id: f3c1e985f9 (このIDを非表示/違反報告)
すみれいん(プロフ) - 連続で申し訳ないです。30のずこここここ…の下り笑いました!シリアスになるのか…と思った矢先の笑いありがとうございます! (2020年8月27日 22時) (レス) id: a715f4eb82 (このIDを非表示/違反報告)
すみれいん(プロフ) - 思ってたのにな、の終わりでもういい意味での鳥肌ぶわぁってなりました。凄い好きです! (2020年8月26日 3時) (レス) id: a715f4eb82 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:地縛霊 | 作者ホームページ:   
作成日時:2020年8月11日 23時

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