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貴方side
取り敢えず落ち着こうとゾムを引っぺがし、俺の目的を考える
俺はこれの終わりを見るためにここにいる。これが終われば死んでこいつらの記憶を消す
でもそれはこいつらは望んでなくて、俺には、できれば一緒にいてほしい
うわどうしよう
貴:取り敢えず、今は俺のことよりアレのことだ。アレを止めないと、次はグルッペンが持ってかれる。
グ:それについてなんだが、A苦しいことを言うが、昔、お前を使って行われた儀式についての記憶はまだあるのか？
グルッペンの言葉に、グッと古い記憶をどうにかこうにか思い出す
俺が子供だったころ、忌子と呼ばれていて、よくわからない何かの魔法陣の真ん中に立たされて
立たされて、あぁ、えっと、夜で、赤い蝶が舞っていて、彼岸花が咲き誇っていた
そっか、俺が、アレを見るのは2回目だ
アレは落とし子を呼び出そうとした結果、失敗した時に出てくるモノだ
あの時は確か
魔法陣を消してヤツを消したんだ
貴:多分、、、あいつを呼び出すのに使った魔法陣を、消せばいい、はず。
チビの頃の記憶なんてほとんど覚えてない、けど、これだけは確かのはず。
グ:そうか、、、魔法陣、隠すとしたらどこだ？
ト:Aは軍に潜ったことはあるんやろ？そこでAがはいらんかった部屋はどこ？
トントンの言葉に、少し考えて、行っていない場所は一箇所だけだと思い出した
貴:総統室だけだ。
俺の言葉に、全員がニヤリと楽しそうに微笑んだ
ーーーーーーーーーーーー
前線へ戻ってきた俺たちは、一気に軍基地まで攻めることになった
部隊を3箇所に分けて囲い込むように攻める、だがそれはただの囮
俺を含めた幹部だけで組んだ少数精鋭で軍基地に入り込み、陣を消す
日が暮れる前に消さなければいけない、尋常ではない緊張感を感じる
はずなんだが、みんな何故かワクワクしているようなのでもう何もいうまい
作戦が決行されて、軍基地に入るまではなんとも簡単に行った
基地内はとても静かだった
コ:静かやな。
ショ:いきなり出てきそうっすね。
シ:俺とコネシマ、Aが前に出る、ゾムは辺り警戒、ひとらんとショッピくんは後ろ頼むな。
貴:こっちだ。気をつけろ。
不思議なくらい堂々と、総統室へまっすぐ歩いていけている
ここにいるはずの軍人はいない、軍人だったものはたくさんあるけどな
廊下は
異様に赤かった
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ゆき - いい物語でした‼作者さんありがとうございます。 (1月4日 12時) (
レス) @page42 id: 3fb3742587 (このIDを非表示/違反報告)
ウィリー - 一気読みしました、すごくいい物語ですね…！！書いてくれてありがとうございます！！！！これはアニメ化してもいいのでは！？！？いつも応援しています！ (2022年9月2日 12時) (レス) id: 19daafe7ae (このIDを非表示/違反報告)
クロ - 作者様、、。こんないい物語つくってくれてありがとう、、、。ゴザイマス←敬語使い慣れてない人 (2021年12月20日 18時) (レス) @page43 id: f731cae52b (このIDを非表示/違反報告)
かに(プロフ) - 一気読みしちゃったんですけどとにかく最高です、、泣きました！他の作品も一気に読んでいて他の作品でも泣きました！応援してます！ (2021年7月31日 18時) (レス) id: f85de546f7 (このIDを非表示/違反報告)
闇雲玲華(プロフ) - 一気読みして主人公がやり直した回数数えてみたら思ったよりしてなくてすごってなってしまった (2021年2月28日 12時) (レス) id: 72af1bed3d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：地縛霊
| 作者ホームページ：
作成日時：2018年11月19日 23時
