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貴方side
街についたのは、もう少しで日が昇るといった時間だった
目につくもの全て破壊されていた
けれど、人のものと思われる赤はない
グ:建物の被害は尋常じゃないが、、、人は無事の可能性が高いな。
貴:うん。
馬から降りて、走りながら基地へ向かう。
途中、至る所にワイヤーが��何か��を止めるためのように張り巡らされているのが見受けられた
グ:これはなんだ？
貴:フォースのワイヤーだ、これで止まらなかったとなると、相手はまず人間じゃない。
グ:報告にあった、暗黒の深淵か。
貴:え、なにその名前。
グ:エーミールがつけた仮名だ。
貴:、、、へぇ、そう。
もうなにも言うまい、とスピードを少し上げたところで、いきなり爆発音が辺りに轟いた
グルッペンと顔を見合わせて、爆発音が聞こえたところへ向かうと
そこにはヤツがいた
吸い込まれそうになる、轟々と燃える青い炎が渦巻く目に、人の四肢があちこちからはみ出ている体
いつ見ても気が狂いそうな外見をしているそいつは、門の前の大通りで止まっている
その前にはトリガーの面々が見える。皆、顔色は良くない
取り敢えず、ちらっと見えたナインスに声をかけようと近づいた
次の瞬間
黒いなにかが視界の端をよぎり、俺の目の前に飛び出し俺を突き飛ばした相手の胸を
貫いた
ゴホッ、と口から血を吐いて、落ちかけた体を慌ててキャッチした
貴:サード！！おい、しっかりしろ！！！
��:まわり、みて、はしれ、ばか
そう言って疲れたように血を吐きながら返事をするサード、頭は一瞬で真っ白になった
��:サード！！
��:ダメですナインスっ！！！止まれっ！！！
ナインスがこちらに来ようと走る、それをワイヤーで止めようとしたフォース
の腹を闇が貫いた
��:あ、
��:フォースっ！！！
��:前見ろセブンスっ！！
ファーストの声掛けも虚しくセブンスは闇に弾き飛ばされ壁に叩きつけられ動かなくなった
��:セブンスっ！！！トウェルフス！！！
Ⅻ:わかってる！！怪我人を早く中にいれ
ろ、と言う前に、セブンスと同様闇にぶっ飛ばされて地面を転がるトウェルフス
頭が真っ白で、腕の中で冷たくなっていく友人を助ける、なんてことも思いつかない
ナインスがこっちにやってきてやっと俺は意識もきちんと保つことができた
��:サード、死ぬなよ、ねぇ、君が死んだらみんな壊れちゃうだろ！！
ナインスの悲鳴にも似た声で、やっと
俺は動くことができた
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ゆき - いい物語でした‼作者さんありがとうございます。 (1月4日 12時) (
レス) @page42 id: 3fb3742587 (このIDを非表示/違反報告)
ウィリー - 一気読みしました、すごくいい物語ですね…！！書いてくれてありがとうございます！！！！これはアニメ化してもいいのでは！？！？いつも応援しています！ (2022年9月2日 12時) (レス) id: 19daafe7ae (このIDを非表示/違反報告)
クロ - 作者様、、。こんないい物語つくってくれてありがとう、、、。ゴザイマス←敬語使い慣れてない人 (2021年12月20日 18時) (レス) @page43 id: f731cae52b (このIDを非表示/違反報告)
かに(プロフ) - 一気読みしちゃったんですけどとにかく最高です、、泣きました！他の作品も一気に読んでいて他の作品でも泣きました！応援してます！ (2021年7月31日 18時) (レス) id: f85de546f7 (このIDを非表示/違反報告)
闇雲玲華(プロフ) - 一気読みして主人公がやり直した回数数えてみたら思ったよりしてなくてすごってなってしまった (2021年2月28日 12時) (レス) id: 72af1bed3d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：地縛霊
| 作者ホームページ：
作成日時：2018年11月19日 23時
