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貴方side
貴:グルッペンの事は俺が守る。お前らのこともついでに守ってやる。
翌朝、朝食を食べていたら話しかけられたから、そう答えた
シ:俺らはついでなんやなwww
貴:お前らはそう簡単に死んだりしない、となぜか確証も無しに信じている。
俺の言葉にシャオロンはへぇと少し微笑んだ、そして隣にいたグルッペンが反応してきた
グ:俺は？なぁ、A、俺は？？
貴:グルッペンは、、、俺のような不審者をすぐ信じるあたり信用できないな。
いつもはキリッとしているのに、なぜ欲しいものがあるとそう変わってしまうのか、、、。
本気でわからない、という表情を表に出してやれば、うぐっ！とグルッペンが顔を顰める
ト:もっと言ってやってA。ほらグルさん、総統室に戻って。
そうトントンに言われ、背を押されてグルッペンが食堂を出て行く
それをぽけーっと眺めていたら、不意にケータイ端末が鳴った
ゾクっと背筋が凍るような感覚を覚え、手に持っていたリンゴを落とした
ガシャンッ！！と音を立てた俺を近くにいた奴全員が見たのがわかった
外を見る。今は朝だ、綺麗な朝日だって見える。夜じゃない
そう自分に言い聞かせて、もしかしたらトリガーの連中かも、とも思って、ケータイ端末を取り出した
画面を見る。そして次の瞬間には床に叩きつけて踏み壊した
ひ:A？どうしたの？
ひとらんらんが話しかけてくるが、それに返事ができない
画面には一言『こちらへ』と書いてあった。あぁ、気が狂いそうだ
はぁ、と小さくため息を吐いた、そして俺も食堂を出ようとした瞬間
壊れたはずのケータイ端末から、不思議なコール音が響き渡った
耳につく、嫌な音だ
足が止まる、ケータイ端末を拾って、俺は通話ボタンを押した
貴:俺は何度呼ばれてもそちらには行かない。グルッペンを諦めるというなら話は別だ。
深い、深い息を吐きながら、ケータイ端末を耳に当てて、食堂を去る
ほかの者達に聞かせるべきことではない、とそう判断したから
あと一歩で食堂を出る、というところで突然ケータイ端末が奪われた
四方八方から押し倒されそうになって、三回は避けたが4回目に押し倒されてしまった
驚いていれば、取り上げられたケータイ端末が目の前で木っ端微塵に
もうどうなっているんだと呆れ始めた所で、俺はさっと解放された
なんなんだ、全く
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ゆき - いい物語でした‼作者さんありがとうございます。 (1月4日 12時) (
レス) @page42 id: 3fb3742587 (このIDを非表示/違反報告)
ウィリー - 一気読みしました、すごくいい物語ですね…！！書いてくれてありがとうございます！！！！これはアニメ化してもいいのでは！？！？いつも応援しています！ (2022年9月2日 12時) (レス) id: 19daafe7ae (このIDを非表示/違反報告)
クロ - 作者様、、。こんないい物語つくってくれてありがとう、、、。ゴザイマス←敬語使い慣れてない人 (2021年12月20日 18時) (レス) @page43 id: f731cae52b (このIDを非表示/違反報告)
かに(プロフ) - 一気読みしちゃったんですけどとにかく最高です、、泣きました！他の作品も一気に読んでいて他の作品でも泣きました！応援してます！ (2021年7月31日 18時) (レス) id: f85de546f7 (このIDを非表示/違反報告)
闇雲玲華(プロフ) - 一気読みして主人公がやり直した回数数えてみたら思ったよりしてなくてすごってなってしまった (2021年2月28日 12時) (レス) id: 72af1bed3d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：地縛霊
| 作者ホームページ：
作成日時：2018年11月19日 23時
