…107… ページ17
貴方side
リツ:仲間がやられたというのに貴方は冷酷なほど冷静ですね。
俺はリツの言葉に何を言っているんだ、と思いながら返す
貴:別に、、、お前に蹴り飛ばされたくらいであいつは死なないから心配する必要がないだけだ。
まさかこんなに早くダウンするとは思わなかったけど、まぁシャオロンだし仕方ないな
とりあえず、とシャオロンを庇うように動けば、リツは不気味に笑った
どうせシャオロンを人質にしようとか考えているんだろうな
そう思いながらグッと構えた瞬間、リツが何かに気がついていきなりしゃがんだ
その上を銀の軌跡が通る
そして突如として現れリツに攻撃を仕掛けた男はこう言った
��:裏切り者がちょこまか逃げ回ってんじゃねぇよ。探すこっちの身にもなれっての。
貴:サード。
��:よ、A。こいつは俺が引き受けるから、お前はそいつ連れて帰っていいぜ。
ニコニコと愛想の良い笑顔を浮かべながらも、サードのオーラは黒い
貴:わかった。
そう返事だけをして、シャオロンをさっと背負って全力で走り出す
後ろで刃と刃が交わる音が聞こえたが、大丈夫だろう、と考え気にせず走った
そして軍基地についたところで門からコネシマが走ってやってきた
コ:シャオロン！！
貴:落ち着け大丈夫だ。飛ばされた衝撃に体が耐えきれずに気絶しただけだ。
受け身だってちゃんととっていた。折れたりなどの大怪我はしてないと思う。
ゆっくり降ろしながら言えば、コネシマはそうか、とだけ答えてシャオロンを背負って何処かへ行った
オ:A。ちょっとええ？
貴:、、、うん。
なんとなく聞かれることがわかっていたが、オスマンの言葉に返事をした
するとオスマンはここではなんだから、と外務室に行こうと言ってきたので無言でついていく
外務室に着くとそこには既に待ってましたとばかりにグルッペンとトントンがいた
グルッペンはソファに座っており、その隣にトントンが立っている
まるで外交のようだ
トントンからは警戒心が(隠してはいるようだが)透けて見えていた
まぁ仕方ないか。と促されるままソファに座れば、グルッペンの隣に座ったオスマンが問いかけてきた
オ:単刀直入に聞くけど。Aはトリガーファミリーと繋がりがあるん？
貴:うん。
どうせ聞かれたのだから隠す意味もない、と即答すれば、オスマンは少しため息を吐いた
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1324人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「男主」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ゆき - いい物語でした‼作者さんありがとうございます。 (1月4日 12時) (
レス) @page42 id: 3fb3742587 (このIDを非表示/違反報告)
ウィリー - 一気読みしました、すごくいい物語ですね…！！書いてくれてありがとうございます！！！！これはアニメ化してもいいのでは！？！？いつも応援しています！ (2022年9月2日 12時) (レス) id: 19daafe7ae (このIDを非表示/違反報告)
クロ - 作者様、、。こんないい物語つくってくれてありがとう、、、。ゴザイマス←敬語使い慣れてない人 (2021年12月20日 18時) (レス) @page43 id: f731cae52b (このIDを非表示/違反報告)
かに(プロフ) - 一気読みしちゃったんですけどとにかく最高です、、泣きました！他の作品も一気に読んでいて他の作品でも泣きました！応援してます！ (2021年7月31日 18時) (レス) id: f85de546f7 (このIDを非表示/違反報告)
闇雲玲華(プロフ) - 一気読みして主人公がやり直した回数数えてみたら思ったよりしてなくてすごってなってしまった (2021年2月28日 12時) (レス) id: 72af1bed3d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：地縛霊
| 作者ホームページ：
作成日時：2018年11月19日 23時
