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貴方side
朝、グルッペンが起きてくるのを待ちながら、カモミールティーを淹れる
不眠の人に聞くとかなんとか、前に聞いたことがあったからだ
お湯を沸かして、専用のポットに淹れて、葉を沈めておく
その間にさっと床をはいたり、グルッペンのコートを綺麗にしたりした
グルッペンは午前６時過ぎに起きてきた
貴:おはよう。
グ:、、、あぁ。おはよう。
貴:？どうした。
グルッペンが何やら落ち込んでいるように見えて、そう声をかけて見れば
グルッペンは落ち込んだ様子から、悔しそうな顔に変えて言った
グ:すぐに寝てしまった、、、もっとお前と話したかったのに、、、。
貴:、、、は？
グ:すぐに寝るつもりはなかったんだ。話が、したかったからな。
貴:、、、別にいいだろう。話なら今すれば良い。カモミールティーを淹れたけど、、、飲めるか？
グ:飲めるゾ！
貴:そうか。
グルッペンを椅子に座らせて、カモミールティーをカップに淹れて持ってきた
そしてグルッペンの前におけば、グルッペンは嬉しそうに匂いを嗅いでから一口飲んだ
グ:おぉ、美味いな。よく淹れるのか？
貴:いや、、、今思えば、前は結構ハマってはいたけど、今は全然だな。
グ:やめたのか？
貴:あぁ、、、仕事が忙しくなってな。
一時期、コーヒーとか、紅茶を極めよう、とか馬鹿なことを考えて
アホみたいに豆買ったり、馬鹿みたいに茶っ葉買ってきては淹れていたっけな
そんなことも、あったなぁ、、、忘れてた。何年前の話だっただろうか、、、
それすら忘れてしまった
グ:、、、そろそろ、聞いてもいいか。
貴:？なにを。
グルッペンがいきなり真剣な表情になったので、少し身構えながら返事をしたら
グルッペンは真剣な目で、俺をじっと見ながらこう言った
グ:お前の名前だ。
あ、と思った。グルッペンに言われるまで、名乗るのを忘れていたことを思い出した
あー、、、と少し心の中で反省しながら、ちょっと頷いて答える
貴:A、、、。Aだ。暗殺者ギルドに所属している。名乗るの忘れてた。
グ:忘れてたぁw！？はーwなんだ、隠しているのかと思って聞きづらかったんだゾ！！
貴:う、、、スミマセン。
目を逸らして謝罪すれば、グルッペンはくすくすと笑いながら許してくれた
でもまぁ
名前も名乗っていない相手に素直についてくるなんて、本当に大丈夫か、こいつ
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ゆき - いい物語でした‼作者さんありがとうございます。 (1月4日 12時) (
レス) @page42 id: 3fb3742587 (このIDを非表示/違反報告)
ウィリー - 一気読みしました、すごくいい物語ですね…！！書いてくれてありがとうございます！！！！これはアニメ化してもいいのでは！？！？いつも応援しています！ (2022年9月2日 12時) (レス) id: 19daafe7ae (このIDを非表示/違反報告)
クロ - 作者様、、。こんないい物語つくってくれてありがとう、、、。ゴザイマス←敬語使い慣れてない人 (2021年12月20日 18時) (レス) @page43 id: f731cae52b (このIDを非表示/違反報告)
かに(プロフ) - 一気読みしちゃったんですけどとにかく最高です、、泣きました！他の作品も一気に読んでいて他の作品でも泣きました！応援してます！ (2021年7月31日 18時) (レス) id: f85de546f7 (このIDを非表示/違反報告)
闇雲玲華(プロフ) - 一気読みして主人公がやり直した回数数えてみたら思ったよりしてなくてすごってなってしまった (2021年2月28日 12時) (レス) id: 72af1bed3d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：地縛霊
| 作者ホームページ：
作成日時：2018年11月19日 23時
