第34話 ページ36
貴方side
書記長が抜けてしまったのであと二人、ショッピ隊長とゾム隊長
秋瀬が負けるわけないと思うが、どうだろうか。小走りで隊長の元へ戻る
すると俺より先に秋瀬が隊長と合流していたらしく、俺を見ると手を振ってきた
秋:よ、A。書記長様、残念だったなぁww
貴:まったくだ。そっちはどうだったんだ？
秋:逃げられた。てか逃げた！ゾム隊長の気配が高速で近づいてきてたからついw
ひ:大丈夫、その判断は間違ってない。あの二人、タッグ組むとヤバいからね。
と隊長が言ったところで、真上から声が降ってきた
ゾ:流石ひとらん、わかってるやん！！
ショ:ゾムさん、ぱーす。
ショッピ隊長が投げたのはスモーク手榴弾。だがそれを見ていたのは一瞬
ショッピ隊長が声を出して投げたのは、それに俺たちの視線を引っ張るため
つまりあれは囮り
その証拠に、すぐに真正面を見た我々を見てショッピ隊長は驚いた顔をしていた
真上にいたはずのゾム隊長もショッピ隊長の隣にいて、こちらに向かって走ってきている
走っているのに、向けられた銃口はしっかりとこちらを、、隊長を捉えている
いざとなったら
壁になる
それは初めからそうしようと二人で考えていたことだから迷いはない
ラスト五分、腰のポーチから銃を取り出した瞬間、ゾム隊長の銃口が隊長をしっかり捉えた
俺より先に秋瀬が動いた
隊長の前に出て撃たれて床に倒れる、俺は撃ったショッピ隊長を撃つ
ショッピ隊長がダウンしたのを見てから、ゾム隊長の位置を確認する前に隊長の背を押した
バチンッ！！と音が聞こえたと思うと、一瞬で目の前が真っ暗になった
ハッ！と目を覚まし少し顔を持ち上げると胸の上にトン吉が乗っていた
貴:とんきち、、、。
秋:おはよ、A。
貴:秋瀬か、どれくらい落ちていた？
秋:そんなにだと思う、俺もさっき起きた。
貴:そうか。
身体を起こし周りを見渡すと壁の方にかけてあるホワイトボードに
『目が覚めたものから寮に戻り自習雑学をしておく事』と書いてあった
秋:みんなもう寮に戻ったっぽい。
貴:我々で最後か、行くぞ。
秋:あーいw
ベットから降りて部屋を出る。部屋はどうやら基地内にある医務室だったようだ
二人並んでトン吉を頭に乗せてさっきはどっちが勝ったんだろうと話し合う
貴:負けたのか？
秋:さぁ？？
身体を張って守れなかったとなったら流石に、、、と不安になった
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三千代(プロフ) - 今、読み返してますがこのシリーズほんとに好きです〜！！！震えが止まりません！ (2022年2月4日 17時) (
レス) @page48 id: 969193beea (このIDを非表示/違反報告)
フランドール(プロフ) - 次のパート待ってます！体に気をつけてくださいね。久しぶりに来たので、途中だった他の作品見てきます！ (2020年2月1日 20時) (レス) id: 8dc430943e (このIDを非表示/違反報告)
ミオ - お疲れ様です！作品好きです(突然の告白) ひとらん頭撫でるの好きやな... (2020年1月15日 18時) (レス) id: 4083773df2 (このIDを非表示/違反報告)
47 - え､､､好き。(小説の内容が) (2019年12月23日 22時) (レス) id: 08487fa41c (このIDを非表示/違反報告)
キーさん(プロフ) - 新作おめでとうございます。この作品も毎日更新されるのを気長に待っております。貴方様の作品は何時も次回が気になって夜しか眠れなくなりますね…。 (2019年12月17日 13時) (レス) id: 4dd6ec14bf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：地縛霊
| 作者ホームページ：
作成日時：2019年12月1日 22時
