第32話 ページ34
貴方side
チ:ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ッ!!!まてまてまて、待と?一旦待とうや!!!
とぎゃんぎゃん騒ぐチーノ隊長の後ろ姿を無言で追いかける我々
逃げるのに必死なようで、こちらに向かって銃を構えている余裕はないらしい
立場が完全に逆転している
チ:ちょ、あの二人無言で追いかけてくるんやけど!?!?どこの部隊のもんやねん!!
貴:白隊、新兵A。
秋:同じく白隊、新兵秋瀬。
チ:あ、名乗ってくれるんや、、、って知ってる!!食堂で会った!!ミニ豚コンビやん!!!
そういえばくだらんイタズラをしていたなぁと思い出ながら距離を詰める
ダンッと音を鳴らして懐に入り込んだ俺と、身軽に壁を蹴り歩きチーノ隊長の前に降り立つ秋瀬
挟み撃ち
俺に気を取られ俺だけをみて回避に走るチーノ隊長の真後ろには剣を振り上げた秋瀬
ガンッ!といい音がなってチーノ隊長は床で少しの休憩を取ることになった
貴:つまらんな。
秋:俺の相棒が好戦的すぎる件について。
アイツはどこだ。さっきからずっと探しているのに見つからない
俺の宿敵はどこだ
秋:えと、Aさーん?
貴:なんだ。
秋:あのー、闇が見えるぞ〜??
貴:なんのことだ。馬鹿なこと言ってないでさっさと他の幹部を
探せ、と言おうとしたところで、この軍の軍教授エーミールが曲がり角から出てきた
エ:アッ
貴:、、、やれ。
秋:教授さん、ドンマイです!
ブンッ、と振り上げられた秋瀬の剣が嫌に煌めいて見えた瞬間であった
ゴッ!と音がなって床に寝っ転がることになった哀れ軍教授エーミール
貴:手加減したか?
秋:もっちろん、教授様相手だし。あ、でも必要なかったかも。
貴:何故?
秋:はい、コレ。
秋瀬に手渡されたのは多種多様なスモークとフラッシュバンさすがボマーと呼ばれるだけある
貴:投げられてたら厄介だったな。
秋:まず間違いないな。
よいしょ、と気絶した二人を廊下の端に寄せて置いて、索敵を開始する
「ひ:こちらひとらん。あと残ってるのだれ?
「貴:こちらA。秋瀬と共にチーノ隊長とエーミール教授を撃破しました。
「ひ:やるじゃん。こっちはシャオロンとったよ。でもまだやばいの残ってるから気をつけてね。
「秋:、、、え、俺らだけですか??
俺と秋瀬と隊長以外の声が聞こえない味方専用チャンネルのインカム
秋瀬の言葉に我々以外の返事はない、どうやらこちらもこちらで食われているらしい
楽しくなってきた
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三千代(プロフ) - 今、読み返してますがこのシリーズほんとに好きです〜!!!震えが止まりません! (2022年2月4日 17時) (レス) @page48 id: 969193beea (このIDを非表示/違反報告)
フランドール(プロフ) - 次のパート待ってます!体に気をつけてくださいね。久しぶりに来たので、途中だった他の作品見てきます! (2020年2月1日 20時) (レス) id: 8dc430943e (このIDを非表示/違反報告)
ミオ - お疲れ様です!作品好きです(突然の告白) ひとらん頭撫でるの好きやな... (2020年1月15日 18時) (レス) id: 4083773df2 (このIDを非表示/違反報告)
47 - え、、、好き。(小説の内容が) (2019年12月23日 22時) (レス) id: 08487fa41c (このIDを非表示/違反報告)
キーさん(プロフ) - 新作おめでとうございます。この作品も毎日更新されるのを気長に待っております。貴方様の作品は何時も次回が気になって夜しか眠れなくなりますね…。 (2019年12月17日 13時) (レス) id: 4dd6ec14bf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:地縛霊 | 作者ホームページ:
作成日時:2019年12月1日 22時