検索窓
今日:16 hit、昨日:33 hit、合計:584,874 hit

第20話 ページ22

貴方side

朝、目が覚めるとトン吉もろとも秋瀬に抱きつかれており、身動きが取り難くて秋瀬を殴った


秋:いっ!?

貴:起きろ馬鹿者、何抱きしめてる。

秋:、、、んー?

貴:寝ぼけるな、さっさと起きろ。

秋:ぁい。


んーと唸りながらトン吉を抱きしめて顔を埋める馬鹿にもう一発入れてやろうとぐっと拳を作る


そして振り上げた所で秋瀬が身体を起こして開いていない瞼のままボソボソと問いかけてきた


秋:A、今何歳?

貴:今年で16だ。

秋:、、そう。

貴:なんなのだ。

秋:ちょっと、うん、、、ちょっとな。

貴:、、、まぁいい、さっさと自分の部屋に戻って支度をしてこい。ランニングに行くぞ。

秋:あ〜い。


まだ眠そうな返事をしつつ部屋を出て行った秋瀬を見送ってから自分もささっと支度をした


トン吉は秋瀬がいなくなったことに気がついて俺の膝の上に乗っている


秋瀬が来るまで膝上で撫でて、秋瀬がやってきた所で頭の上に乗っけた


そして外に出て、城壁周りを軽く走る


秋:ねっむ。

貴: 走りながら寝るなよ。

秋:いや流石にそれはねぇよw

貴:あったら殴る所だ。

秋:おー怖い怖いw


こんな調子で雑談をしながら走っていれば、遠くに人影が見えて目を凝らす


秋瀬も気がついたようで、同じように目を凝らして、そして驚いた顔をした


秋:うわびっくり。総統様じゃね、あれ。

貴:そのようだな。

秋:え、何してんのあの人?

貴:知るか。


取り敢えず、と近づいて行き、若干寝ぼけた様子の総統様に声をかけた


貴:グルッペン総統閣下。こんな所で護衛も無しに何をしてらっしゃるのですか?

グ:少し休憩をだな、、、。

貴:ここは城壁外ですよ。危険ですのでお戻りください。顔色も悪いです。

グ:最近まともに寝ていなくてな。見ない顔だが、、新兵か?ってそのミニ豚、トン吉か??

貴:はい、そうです。

秋:期間限定で飼育させていただいてます。


ぶひ!とトン吉が返事をする様にないて、総統閣下の胸に飛び込んだ


すりすりと頬を擦り付け、嬉しそうにぶひぶひなく姿はとても可愛いらしい


グ:そうか、お前達がミニ豚コンビか。話しは聞いている。どちらも有能らしいな、期待しているゾ!

貴:ありがとうございます。グルッペン総統閣下はお眠りになられた方がいいかと。

秋:途中までお送りしますから、部屋に戻ってさっさと寝てくださいね。


我々の言葉に苦笑して頷く我々の総統閣下はとてもお疲れなようだった

第21話→←第19話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (437 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
931人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

三千代(プロフ) - 今、読み返してますがこのシリーズほんとに好きです〜!!!震えが止まりません! (2022年2月4日 17時) (レス) @page48 id: 969193beea (このIDを非表示/違反報告)
フランドール(プロフ) - 次のパート待ってます!体に気をつけてくださいね。久しぶりに来たので、途中だった他の作品見てきます! (2020年2月1日 20時) (レス) id: 8dc430943e (このIDを非表示/違反報告)
ミオ - お疲れ様です!作品好きです(突然の告白) ひとらん頭撫でるの好きやな... (2020年1月15日 18時) (レス) id: 4083773df2 (このIDを非表示/違反報告)
47 - え、、、好き。(小説の内容が) (2019年12月23日 22時) (レス) id: 08487fa41c (このIDを非表示/違反報告)
キーさん(プロフ) - 新作おめでとうございます。この作品も毎日更新されるのを気長に待っております。貴方様の作品は何時も次回が気になって夜しか眠れなくなりますね…。 (2019年12月17日 13時) (レス) id: 4dd6ec14bf (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:地縛霊 | 作者ホームページ:   
作成日時:2019年12月1日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。