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貴方side
し:怪我しとらん?
貴:はい、大丈夫です。
一通り自分の体を見渡して、かすり傷一つ負っていない事を確認して返事をしました
しんさんは私の事をじっと見てから
し:うん、確かに新しく怪我はしとらんみたいやね、レイン君も大丈夫?
レ:はい、俺はすぐに警報ボタンを押しに部屋の外に出たので、、、。
貴:突然の指示に少し遅れたとはいえ、素早く動けた所はとってもいい事ですよ、レイン。
レ:次はもっと早く行動して、Aさんを連れて逃げますから!!
貴:へ?あ、はい?
し:ふふwええやん、A、守るのもええけど、守られるのもええやろ。
ふふふとしんさんは笑ってまた私の頭を優しく撫でました
守られる、、、私が?
あまり経験にない事でした。だって私は守ることの方が多かったから、、、
『無理をするな、お前はいつもいつも』
いつも、なんでしたっけ。この後、彼はなんといったのでしたっけ
不思議と、思い出せません。
Aさん。とレインに名前を呼ばれるまで、私は言葉の続きを探していた
レ:Aさん、もう寝ましょう。ここは無理なので、、、俺の部屋に来ますか?
貴:えっ、、レインの部屋に?
し:それはダメ。
私が返事をする前に、しんさんがそう割り込んで、私をそっと引き寄せた
レインが怪訝そうにしんさんをみる、見られたしんさんは、にっこり笑いながら口を開く
し:レイン君がAを襲わないって言う確信がない以上、Aを連れてはいかせへんよ?
レ:なっ!俺はAさんを傷つけたりしない!!絶対にありえない!!
し:でも君は元スパイだ。信用に値しないのは当たり前やろ?なぁ、ロボロ。
ロ:せやね。はっきり言ってまだ信用ならん。嘘はいくらでもつけるし。
レ:っ!!
レインがぐっと引き下がる、レインの痛いところを2人がついたからだ
貴:ま、待ってください、彼は私の「し:わかってるよ。大丈夫、まだ、信用ならんってだけ。」
ロ:そうそう、別に絶対信じられへんって、わけやないで?今はまだあかんってだけ。
貴:で、でも、未来では彼は、、、。
彼は、死んでいた。だから、、これから彼がどう動くかは私にはわからない
私には、彼を庇えない
レ:、、、信用、していただければ、Aさんと共にいることを許してもらえるんですね?
レインが、俯いて、つぶやくようにそういいました。
嫌な、予感がする
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ハト - パスワード解除ありがとうございます!いまきがつきました!あした見ます! (2021年3月17日 21時) (レス) id: bbc0313281 (このIDを非表示/違反報告)
にあ - パス解除ありがとうございます 面白かったです (2019年6月8日 18時) (レス) id: 517e27685c (このIDを非表示/違反報告)
しあ - なんか、、、いつのまにか涙が出てました。 いつから涙もろくなったのかわからないですけど、凄く感動してます! (2019年6月1日 14時) (レス) id: d3cdf1a55c (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - ファ〜↑しんさん怖い。wwwwしゅごいね!(←w (2018年8月27日 23時) (レス) id: 4e186dbe54 (このIDを非表示/違反報告)
らずらいと。 - シルトメーチさんの作品どれもすごい大好きです!!続々編楽しみに待ってます(((o(*゚▽゚*)o))) (2018年6月12日 19時) (レス) id: 163ac01fe3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:地縛霊 | 作者ホームページ:
作成日時:2018年5月15日 0時