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貴方side
医務室について、ベットに横になった私は、私の隣に椅子を持ってきた彼に声をかけた
貴:座って寝ては、腰を痛めますよ。ベットを借りては？
レ:いえ、、今はいんです。、、Aさんは、どうして俺を部下にしようと思ったんですか。
複雑そうな顔をして、彼は私に問いかける、その答えは、ちゃんと出したのに。
貴:言ったでしょう？私個人が貴方のことを気に入ったからですよ。
貴方は強くなれる。誰にも負けないくらい強くなれます。
握った彼の手はとても冷たい、過度な緊張状態が続いたためでしょう
レ:でも、俺はずっと祖国から逃げだせなかった。ずっとずっと、、、。
貴:、、、もし、君に枷が無かったら。君はここにいましたか？
レ:え？いや、、、いない、と思います。
貴:そう、それが一つの君の未来だ。
レ:みらい、、、？
問い返しながら私を見つめるまるで幼い子供のような純粋な瞳に、少し微笑んで続ける
貴:そうです、未来は、''もしもの話��からできている
レ:もしもの話？
貴:そうです。��もしもの話��なんてのは、この世にありふれているものです。
それは、突然現実になる事があれば、忘れられて消えていくものもある。
今突然死ぬかもしれない、今突然ものと世界に返されるかもしれないし、
何もできないまま死ぬかもしれない。そんな'もしもの''世界��の話'
それが、私の考える未来です。
未来を変えるのは、恐ろしい事だ。これから決まっていく未来は
人間のIFの想像によって生まれる
私の知っている未来は、そうやって生まれて、そして終わった
レ:、、、その終わりを、貴方は見たんですね。
彼が、小さく、控えめな声で言った。あぁ、本当に君は有能だね
貴:そう、その通り。私の未来は、、、私の考えうる最悪のIFの世界です。
レ:ここが無くなるなんて、考えられない。俺はスパイでした、だから知ってる
ここは強い。正直、祖国に勝ち目なんかないと、本気で思うほどには。
貴:そう、強かった、我々は、、負けるはずなどなかった。ですが、未来はわからない。
レイン、明日から貴方は大仕事が始まります。探すんです、最悪IFを作る人物を。
レ:、、、負けたのは、1人の人間によるものだと？
心底驚いた、という表情をしている彼に、私はぐっと深呼吸をして、言った
貴:そうです。いいですか、私が死ぬのは構いません、ですが貴方はダメです。
なぜなら今日から私の財産だからです。
部下は財産。それが私です
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ハト - パスワード解除ありがとうございます！いまきがつきました！あした見ます！ (2021年3月17日 21時) (
レス) id: bbc0313281 (このIDを非表示/違反報告)
にあ - パス解除ありがとうございます 面白かったです (2019年6月8日 18時) (レス) id: 517e27685c (このIDを非表示/違反報告)
しあ - なんか、、、いつのまにか涙が出てました。 いつから涙もろくなったのかわからないですけど、凄く感動してます！ (2019年6月1日 14時) (レス) id: d3cdf1a55c (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - ファ〜↑しんさん怖い。wwwwしゅごいね！（←w (2018年8月27日 23時) (レス) id: 4e186dbe54 (このIDを非表示/違反報告)
らずらいと。 - シルトメーチさんの作品どれもすごい大好きです！！続々編楽しみに待ってます(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o))) (2018年6月12日 19時) (レス) id: 163ac01fe3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：地縛霊
| 作者ホームページ：
作成日時：2018年5月15日 0時
