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貴方side
あれから少しして、どうにかこうにかトントンを説得することに成功したグルッペン
トントンはもう仕方ない、と言った様子で、メモ帳を取り出してきてレイに色々聴き始めた
βについてだ。レイはこと細やかに全てを正直に話してくれた
いくつか鬱先生が調べていた情報と被る情報があったため
彼の言っていることの答え合わせ、のような事をした後、全て本当であったのであれば
いままで通り、軍にいてもいい、ということになりました
ちなみに、レイは何一つ嘘はついていない。私が知っている情報も全て話してくれたので
私の中で、彼の存在はかなりしっかりとしたものになりました
レ:以上です。
ト:えらいサラッと答えてくれな。
レ:もう俺を縛っていた手首に繋がれた枷もない。それに、、、Aさんを、守りたいので。
貴:へ？
レ:Aさん、顔色が悪い。医務室に戻りましょう、背負いますか？
貴:いや、いいよ。
彼に指摘されて、ズキズキと痛み始めたお腹の傷を思い出して、私は総統室を出る事にした
貴:失礼しました。グルッペンさん、ちゃんと寝てくださいね。
グ:、、、呼び捨てでええんやぞ。
貴:遠慮しておきます。恨まれちゃかないませんから、ね。
ト:恨む奴おらんと思うけどなぁ(小声
貴:？書記長様、なにかおっしゃりましたか？
ト:いいや、特になんもゆうとらんよ。おやすみ、A。君も。
レ:は、はい！
隣で綺麗に敬礼した彼を見てから、総統室を出て、これからの事を考えながら歩く
βとの戦争、途中からたしかγ国が参戦してくるせいで、戦争が伸びる事になる
γ国との戦争で、鬱先生は片目を失った
原因は、強力なフラッシュバンを投げられこと、ふつうに見ただけでも失明ものなのに
彼はそれをスコープ越しに見てしまった
片目をきつく閉じていたから、左目だけが、無事だったのだと聞きました
彼の利き目は右だった、だから、スコープを覗く目は自然と右目になる
その日は、晴天で、視界も広く、けむりも風もほとんどない、狙撃にはいい日だったそうです
『投げられた光線弾見るまでは、ええ日やったと思うわwま、戦争日和なんかなさそうやけどなw』
黒い眼帯に隠され、さらに前髪にも隠された彼の右目を見たことがなかった私は
彼の本当の瞳を知らなかったのかも知れない
ここに来て初めて見た彼の瞳は、とっても綺麗な深い青色。
それでいて静かな光を宿していた事を
私はきっと一生忘れない
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ハト - パスワード解除ありがとうございます！いまきがつきました！あした見ます！ (2021年3月17日 21時) (
レス) id: bbc0313281 (このIDを非表示/違反報告)
にあ - パス解除ありがとうございます 面白かったです (2019年6月8日 18時) (レス) id: 517e27685c (このIDを非表示/違反報告)
しあ - なんか、、、いつのまにか涙が出てました。 いつから涙もろくなったのかわからないですけど、凄く感動してます！ (2019年6月1日 14時) (レス) id: d3cdf1a55c (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - ファ〜↑しんさん怖い。wwwwしゅごいね！（←w (2018年8月27日 23時) (レス) id: 4e186dbe54 (このIDを非表示/違反報告)
らずらいと。 - シルトメーチさんの作品どれもすごい大好きです！！続々編楽しみに待ってます(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o))) (2018年6月12日 19時) (レス) id: 163ac01fe3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：地縛霊
| 作者ホームページ：
作成日時：2018年5月15日 0時
