61. ページ17
貴方side
わざわざ他の軍の軍服を着せるなんて、コネシマもタチが悪い
いく先々で勝負を受けながらたどり着いた訓練所では、シャオロンとコネシマが乱闘をしていた
貴:あー、、、抗議はまた今度にしますかね。
あの乱闘に巻き込まれるなんてそれこそほんとに勘弁です。
自室に戻ろうとくるりと方向転換をすれば、藤色の瞳と目が合った
反射的にバックステップを踏めば、振られたゴム製のナイフをギリギリ避けることに成功した
貴:あーー、、、ショッピさんも、コネシマさんの部下さん、でしたね、はい。
ショ:はい、なんで、手合わせしてください。
貴:もちろんいいですよ。でもさすがにあの乱闘に巻き込まれるのは嫌なのですが。
ショ:それは俺もなんで、とりあえず第2の方に移動しませんか。
貴:そうですね、そうし
ましょう。と続けようとして、後ろから飛んできたナイフを叩き落とした
貴:危なっ！ちょっとそこのお二方！！もう少し周りを見てですね！！
ショ:聞こえてないと思いますよ。
貴:そのようですね。書記長様あたりに後でチクってやりましょう。
ショ:いっすね、お願いします。
貴:あ、はい。
さらっとお願いされてしまいました、抜け目のないお方だ
ショ:これ、どうします？
ショッピさんが持っているのは、先程飛んできた刃の鋭いナイフ
それを見て、少し考えて、ショッピさんからそのナイフをいただいて、、、
お二人に向かって投げた
お二人の顔と顔の間を通り過ぎ、壁に刺さったナイフを、お二人が目で追う
そして少ししてやっとこちらを見た
貴:内ゲバは構いませんが、周りを見てやってくださいね、書記長様が怒りますよ〜。
呆れたように笑い、目を丸くした彼らを放っておいて、ショッピさんと部屋を出た
ショ:狙ったんすか？
貴:あぁでもしないと彼ら止まらないので。
ショ:当たらないって確証は？
貴:二人の反射神経ですかね。あんな遅いナイフが当たるのであれば、彼らはすでに死んでますよ。
未来ではその抜群の反射神経の良さを生かし、ヒラヒラナイフを避けるので
戦場ではナイフによる怪我はほぼなし、たまに内ゲバしてミスるのはご愛嬌、です。
ショ:信用してるんすね。
貴:はい。してますよ。貴方のこともね。
ショ:そっすか。
貴:はい！
貴方は私の憧れの人です、なんて、恥ずかしくて言えませんでしたが、少し笑ったのが見えて嬉しかったです。
彼の自然な笑顔は、レアなのです！！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 837人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「男主」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ハト - パスワード解除ありがとうございます！いまきがつきました！あした見ます！ (2021年3月17日 21時) (
レス) id: bbc0313281 (このIDを非表示/違反報告)
にあ - パス解除ありがとうございます 面白かったです (2019年6月8日 18時) (レス) id: 517e27685c (このIDを非表示/違反報告)
しあ - なんか、、、いつのまにか涙が出てました。 いつから涙もろくなったのかわからないですけど、凄く感動してます！ (2019年6月1日 14時) (レス) id: d3cdf1a55c (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - ファ〜↑しんさん怖い。wwwwしゅごいね！（←w (2018年8月27日 23時) (レス) id: 4e186dbe54 (このIDを非表示/違反報告)
らずらいと。 - シルトメーチさんの作品どれもすごい大好きです！！続々編楽しみに待ってます(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o))) (2018年6月12日 19時) (レス) id: 163ac01fe3 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：地縛霊
| 作者ホームページ：
作成日時：2018年5月15日 0時
