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貴方side
ロ:ってなとこかな〜。大体理解できた？
貴:まるっと全て理解しました。取り敢えずゾムさんは放置でいいんですね？
ロ:うん。ゾムはゾムで動くし、君は君で動いてええよ、でもインカム鳴らしたら出てな。
貴:わかりました。因みに、ゾムさんに何かあれば、私を使ってもらって構いません。
死ねと言われて死ぬつもりはありませんが、行けと言われれば行きます。
私の言葉に、彼の見えない瞳が見開かれたような気がした
ロ:それ、ほんまに言ってる？
ロボロの、心底驚いた、というか、信じられない、と言った問いに、私は笑って頷く
貴:私は、一向に構いません。
だって、貴方達が大好きだから。そんな大好きな貴方達を護れるなら私は良いのです
ロ:そ、まぁ、あんま無理したらあかんで。
貴:それ、さっきも聞きましたよw。
ロ:Aって、無理しそうやもん。
貴:そうですかね。
ロ:うん。
そうですか、とだけ返して、ロボロさんと一緒に部屋から出た
貴:では、私はゾムさんの所に行ってきますね。
ロ:おん、向かってる最中で喧嘩とかやめてや？
貴:ゾムさん次第ですよね、それ。
ロ:ゾムに言い聞かせとくかぁ、、、。
そう言いながら新緑のボタンを押して話し始めた彼に手を振り別れる
数分後、門の前に立っているゾムさんをを発見、ゾムさんは私を見るとすぐに背を向けてしまった
ゾムさんをどうにか見失わないように追いかけ続ければ、18時丁度にβの軍事要塞についた
ゾ:入るで、ミスらんとってな。
貴:はい。もちろん。
ゾムの気配が消えた、ワンテンポ遅らして私も気配を消す
要塞に入り込むのは容易かった、ゾムがハンドサインで、ここで別れる、と言った
それに私もハンドサインんで返したと同時にお互い真逆の方向に向かって走り出した
走ってもバレないのは、気配遮断がうまくできているからでしょう
私が向かったのは資料室。内部の地図は、ロボロに見せてもらったので把握済み
堂々とドアを開けて中に入れば、資料室には誰もおらず、薄暗い
私が調べたいのは、先の戦争で負かした国(以降θ)と国βの関係
資料室をコソコソ歩き回って数分、やっと見つけたその資料は、、、
私の記憶を思い起こすのに十分なものだった
βとθは、表向き仲が悪い、だが、裏では共同で非人道的な実験を行なっていた
その資料が、今、私の手元にある
実験方法、工程、結果。その全てが一つのファイルに収まっている
冷たい汗が流れた
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ハト - パスワード解除ありがとうございます！いまきがつきました！あした見ます！ (2021年3月17日 21時) (
レス) id: bbc0313281 (このIDを非表示/違反報告)
にあ - パス解除ありがとうございます 面白かったです (2019年6月8日 18時) (レス) id: 517e27685c (このIDを非表示/違反報告)
しあ - なんか、、、いつのまにか涙が出てました。 いつから涙もろくなったのかわからないですけど、凄く感動してます！ (2019年6月1日 14時) (レス) id: d3cdf1a55c (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - ファ〜↑しんさん怖い。wwwwしゅごいね！（←w (2018年8月27日 23時) (レス) id: 4e186dbe54 (このIDを非表示/違反報告)
らずらいと。 - シルトメーチさんの作品どれもすごい大好きです！！続々編楽しみに待ってます(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o))) (2018年6月12日 19時) (レス) id: 163ac01fe3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：地縛霊
| 作者ホームページ：
作成日時：2018年5月15日 0時
