第156話 ページ21
貴方side
ふー、と息を整えて、頭痛にイラつきながらぶっ飛ばしてしまったサンドウィッチを拾って生ゴミに捨てる
貴:取り敢えず、手を洗ってアルコール消毒してきてください。
し:じゃあ君は動かんとってな。よっ！
いつのまに後ろに立っていたのか、しんぺい神医務官に返事をする前に首筋に何か注射される
この人、たまに怖い
貴:い、医務官。せめて返事をしてからにしていただきたかったのですが？
し:急を要したから仕方ないな〜？あ、それとも今から俺とベットいく？
貴:結構です。
するりと背中に手を回されて、危険を感じ全力で肩を押して抵抗する
するとちぇ、と言いながら離れていった。今日一番危険を感じた瞬間だった
この後一応幹部全員の部屋のドアノブを確認したり、他のメンバーも手を洗わされたりと色々あった
だが仕事はいつも通りある
のだが
ト:頼む、今日は休んでくれ。Aに大事があったら後がやばい。
貴:解毒剤は打って頂いたので体調面に問題ありませんが、、まぁ一応上官ですし従いましょう。
ト:一応て、、、まぁええわ、今日はゆっくりしといてくれや。
貴:自室にいます。用があればお越し下さい。なにか起きてからではなく起きる前に来てください。
ト:お、おう。
貴:それでは。
バタン！と音を立てて扉を閉めて部屋を出て行く。自室に向かって歩いていると前にコネシマ隊長が見えた
コネシマ隊長は俺に気がつくと、スタスタと近寄ってきて口を開いた
コ:ええとこに！！A、お前今暇か？
貴:手は空いておりますが。
コ:ほんならちょい手伝ってくれ！！
貴:了解です。
手を引かれるままついていけば、訓練中隊がいる射撃場にやってきた
コ:これの弾の在庫出して来たいんやけど、量が多くてな！人手欲しかったんや！！
貴:成る程。
二人で弾の保管庫に入って弾を出してくる。二人だから四往復で済んだが一人だと倍はかかるだろう
コ:これで終いや。ありがとぉな！！！いやー、助かったわ！！
貴:いえ。では小官はこれで。
コ:ちょい待ち。ほれ、これ飲んでくくらいええやろ？
そう言って差し出されたのは缶コーヒー。無言で受け取ればニコニコと微笑むコネシマ隊長
いい音が鳴って蓋が開いた
目の前で同じコーヒーを飲むコネシマ隊長は見つめられていることに気がついたのかふっと笑う
その顔面偏差値の高さでそれはやめたほうがいいと思ったが口にすることはしなかった
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くろねこ????(プロフ) - あっ何だ神か…涙がどバッタはなっはっは！！…………ありがとうございます(土下座) (2月20日 21時) (
レス) @page43 id: 265c011d20 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき - 最後めっちゃ泣けました。ハピエン最高‼作者さんいい作品の提供ありがとうございます！ (1月3日 11時) (レス) @page43 id: 3fb3742587 (このIDを非表示/違反報告)
ゆん - ワーホリってどういう意味か誰か知ってたりしませんか！！トントンがワーホリってどういう意味なのか誰か教えてくださいませんか！ (12月20日 14時) (レス) @page43 id: c8a05a8ee5 (このIDを非表示/違反報告)
U - やばい、終始涙で文字が読めなかった...他の皆さんの言葉を借りることにもなるけど主人公の心情の動きに私の心もつられてしまう...(ꈨຶꈨຶ) (8月31日 1時) (レス) id: 22e7845591 (このIDを非表示/違反報告)
kami - 今まで見た夢小説の中で唯一ここまで感情移入できる小説 ちょっと泣いた映画とかでもほとんど泣いたことないのに！ (2023年3月2日 17時) (レス) @page27 id: d5de597dcb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：地縛霊
| 作者ホームページ：
作成日時：2020年6月10日 21時
