第147話 ページ12
貴方side
俺を見て騒ぐ者を無視して馬車まで行くと、久しく見ていなかった顔に出くわした
兄:お、久しぶり。
グ:兄さん。戻っていたのか！
オ:到着明日やなかったっけ？
兄:それが結構はよ付いてな。みんな元気しとったか？君らも。
貴:問題なく。
秋:元気ですよ、結弦もね。
兄:そうか。
前に結弦に救われてからか、このお方はなにかと結弦に恩を返そうとする
あいつは別に、と言った感じだからうまく返しきれないのだろうと予測できる
別に何もしなくてももういい気はするが、ここの軍の人間は頑固だから黙っておくことにする
兄:せや、今からパーティ行くんやろ？これやるわ。
手渡されたのは我々国のシンボルマークが貼られたシルバーリング
貴:毒感知ですか。
兄:そう。ちょっと特殊な薬が塗り込まれとるから、100以上の毒に反応する。毒に触れたら黒ずむから。
貴:了解です。
指輪を受け取り各々がはめる。そしてようやっと馬車に乗り込んで会場へ向かった
中に入れるのは招待者とその護衛一名のみ
ペアは
総統閣下と秋瀬
トントンと俺
外交官様とオプロイテ護衛官
となっている
馬車から別々になっているため、会場の入り口で一度集合し、6人で受付を通るのだが
受付で言い合いをしている奴らが数名見受けられる
まぁ予測はしていたが、髪を白く染めてきた者が止められているのだ
ぎゃーぎゃーと言い争っているのを横目に、ピアス型の通信機のスイッチを入れる
すると向こう側から声が聞こえた
「ロ:テストテスト。はーい、聴こえてるー？聴こえとったらちょい触って〜。、、、おけ、みんな聴こえてんな。
「鬱:これで一応サポートさせてもらいます〜。あ、そっちから切り替えたりはできへんねんけど、ゾム達からは勝手に繋げられるから。
「ロ:なんかあったら連絡入ると思うから、動きは連絡次第で決めてな。
「鬱:脱出経路なんかはこっちでパッと決めて誘導するから任せてな。
「チ:因みにそれ作ったん俺でーす！！すごいやろ？？褒めてくれてもええんやで！！
はいはい、と言わんばかりにピアスを弾けばクスクスと笑い声が聞こえて来る
まったく、緊張感のない奴らだ
気が抜けてしまいそうなのをグッと堪えて、ネクタイをしっかり締めて受付の者の前へと行く
総統閣下がさらさらとテンプレートのような挨拶をしたところで受付が俺を見たので
ふわりと愛想の良い笑顔を向けた
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岩(プロフ) - また我々国的なの作っては前と同じようにわちゃわちゃして、前とは違って長生きするんだろ…？んで流れ星とかで犠牲になった先輩方も記憶はないけどおるんやろ…？？ハピエンはやっぱりええですね！！ありがとうございます！！！ (4月29日 13時) (
レス) @page43 id: e3eeef0015 (このIDを非表示/違反報告)
くろねこ????(プロフ) - あっ何だ神か…涙がどバッタはなっはっは！！…………ありがとうございます(土下座) (2月20日 21時) (レス) @page43 id: 265c011d20 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき - 最後めっちゃ泣けました。ハピエン最高‼作者さんいい作品の提供ありがとうございます！ (1月3日 11時) (レス) @page43 id: 3fb3742587 (このIDを非表示/違反報告)
ゆん - ワーホリってどういう意味か誰か知ってたりしませんか！！トントンがワーホリってどういう意味なのか誰か教えてくださいませんか！ (12月20日 14時) (レス) @page43 id: c8a05a8ee5 (このIDを非表示/違反報告)
U - やばい、終始涙で文字が読めなかった...他の皆さんの言葉を借りることにもなるけど主人公の心情の動きに私の心もつられてしまう...(ꈨຶꈨຶ) (8月31日 1時) (レス) id: 22e7845591 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：地縛霊
| 作者ホームページ：
作成日時：2020年6月10日 21時
