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貴方side
エーミールは謎に俺の暇を潰すために！と色んな教科書とか持ってきてて
勉強嫌いなんだけど、とか言える雰囲気じゃなかったから話聞いてたらそこそこ面白くて
その日から俺の心の安寧のためか、エーミールは日々俺の部屋に来てはテオと俺に色々教えてくれた
因みにティーダとはその間に開戦して終戦してた。一週間も持たなかったらしい
書類の山に埋もれながらもつまらなさそうにグルッペンがつぶやいているのを聞いた
やがてエーミールも戦後処理に追われ始めて部屋に来なくなったから
暇になってテオと基地内を嫌がらせの如く走り回ってたらいつのまにか訓練に混ざるようにもなってた
俺としては体力つくし、回避能力が今までより上がるならと思ってやってた
そしたらグルッペンが思い出したかのように俺をひたすら勧誘するようになった
勧誘されるたびに俺は「無理」「流れ弾で死ぬ」「飛んできたナイフ刺さって死ぬ」とか言って断ってた
それでもグルッペンは諦めなかったので、仕方なくグルッペンが国内のショッピングモールに
ゲストとして行くってなった時に、俺の悪運を思い知らせてやろうとついてく事にした
グルッペンはテロ対策は万全だし、できたばかりのショッピングモールだし
いざという時は護衛隊が控えているから大丈夫だ。と自信満々に幹部達と共に宣言してたが
いざ、テロが起こると絶句していた
因みにまだ隣で絶句している
貴:な、言ったろ。
グ:嘘やろお前、、、マジか。
貴:マジなんだよなぁ。
グ:今までよく生きてたな。
貴:ほんと、もっと褒めて。
なんて話ながら男二人で受付カウンターのような場所の下で三角座りしてんだからやばいよなぁ
俺はもう慣れたけど、グルッペンは苦笑と引きの混じった顔をしている
貴:いつもはそのうち軍が来て、鎮圧して人質つれて帰ってく。今回はどうかなー。
グ:冷静すぎて草生えるンゴ。
貴:よくあることだし。
グ:哀れすぎる。
貴:真顔でいうなよ、泣くぞ。
ふー、と深く息を吐きながら精神を落ち着かせてたら、グルッペンは謎に背中を撫でてきた
何してんの？？？って顔で見たら気まずそうな顔をしながらも「落ち着くかと思ってだな、、、」と言った
その気まずそうな顔がなんかツボで笑いそうになって口を覆って我慢してたら銃弾飛んできて心臓止まりかけた
グルッペンも固まってて、それ見てなんかまた笑えた。近くにあるガラスに映った俺の目は菖蒲色だった
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ゆき - めっちゃ面白かったです‼毎回思いますが、このような物語を思いつく作者さん天才!! (1月5日 20時) (
レス) @page35 id: 3fb3742587 (このIDを非表示/違反報告)
樹乃(プロフ) - なんだろう、いつも思うんです…オリキャラとの関係、すきだなぁ、って (12月3日 20時) (レス) @page35 id: df66a330f6 (このIDを非表示/違反報告)
噫 - オチ最高すぎます...！！w元々は誰がなんと言おうと、心のキャパも一般人の夢主くんの人間味のある性格に惹かれました...素敵です、愛... (2023年2月16日 4時) (レス) @page36 id: 83dbe52863 (このIDを非表示/違反報告)
ふぉぉぉぉぉぉ - オチがwwww最高すぎるだろwwwwww (2022年12月30日 18時) (レス) @page34 id: 473fb732d8 (このIDを非表示/違反報告)
プロかぁ？ - 和ヶ紙さんの作品マジ毎回面白いっすわ！ほんとに一気読み出来ちゃうくらい。マジリスペクトしてますチッス。 (2022年11月28日 9時) (レス) @page34 id: e5fea05a65 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：地縛霊
| 作者ホームページ：
作成日時：2021年11月27日 23時
