第49話 ページ5
貴方side
ホワイトジャックの商売道具(武器)はナイフだ、俺とはまた違う、切れ味の良い事に定評がある
俺のナイフは飛ばしやすくするため、軽くなっているが、こいつのは違う
超接近戦特化されたナイフだ
普通のナイフじゃ一撃受けただけで刃がイカレる、さっきみたいにね
ホ:ほぅ、、、その体と状態で私のナイフを止めますか。
貴:舐めないでほしいなぁ、俺に対してそんなおっそい振りじゃ掠りもしないよwww
ホ:ふふwどうやらそうらしいですね、では!
右左、上、、、さっきより格段に早くなった攻撃を高速で先読みする
熱に浮かされた頭の回転はなぜかいつもより早い、まるであの時みたいだ
吠えていたイフリートが部屋から出ていったのがわかった
多分誰かを呼びに行ったのだろうけど、間に合うだろうか
俺が倒れるまで
頭の回転は確かに速い、が、体がいつもの5倍ほど重たく感じる
脳からくだされる命令に、ほとんどギリギリ追いついている状態
受ければ欠ける、欠け続ければそのうちガタがきて折れてしまう
そうなればあとは体術に賭けるしかなくなるが、残念ながらそれで勝てる希望は薄い
てか勝てるわけないよねwww!!!!
体の痛みも相まって脳みそがどんどん馬鹿になっていく
いっそそこの窓からこいつごと落ちてやろうかな、と考えるくらいには狂い始めていた
ガコンッという音とともにダクトの扉が開いて、イフリートが降ってきたと同時に扉が開き
オ:伏せろ!!!
オスマンがショットガンをホワイトジャックに向かって撃った
反射的に伏せた俺の体をイフリートが引きずるように部屋から出す
オスマンが部屋に向かって手榴弾を放り込み、俺とイフリートに覆い被さった
激しい爆発音が辺りに響き渡り、眠っていた一般兵達も起きてくる
オ:A!!大丈夫か!?
貴:おすま、え、ふかみどり、さま??
声をかけられていながらも、オスマンがショットガンを撃ったという事とか
なんの躊躇もなく医務室を吹っ飛ばしたことで頭がいっぱいになり混乱状態に
し:は!?医務室吹っ飛んどる!!??
と、やって来てすぐ叫んだしんぺい神の悲痛な叫び声も相まってもうわけがわからなった俺は
やってきたグルッペンに「全部吹っ飛んだ。」と言った
グ:頭のネジは無事か?
貴:吹っ飛んだかもしれないねぇwwwあははははwww
グ:ダメじゃねーかwひとらん先生ー、こいつ保護しといてくれませんwww?
こうして俺は白様に保護された←
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ゆき - 作者さん天才!!いい作品をありがとうございます。 (1月3日 22時) (レス) @page27 id: 3fb3742587 (このIDを非表示/違反報告)
くろねこ - 天才ですか?涙腺崩壊しました、(´;ω;`)ウッ… (12月5日 6時) (レス) @page27 id: 867516ea99 (このIDを非表示/違反報告)
reona0521(プロフ) - 完結おめでとうございます!相変わらず一つ一つの作品のクオリティが高いねすね(褒め言葉) (2018年10月6日 20時) (レス) id: 4091e15341 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - 方耳可哀想だなぁ(←其処かよ (2018年9月2日 16時) (レス) id: 4e186dbe54 (このIDを非表示/違反報告)
蜜柑(プロフ) - 完結おめでとうございます!!毎回さすがのクオリティですね!!次回作待ってます!! (2018年1月13日 14時) (レス) id: 59478b82da (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:地縛霊 | 作者ホームページ:
作成日時:2017年12月22日 17時