第6話 ページ8
貴方side
貴:俺の目はちょっと特殊でして、光がとても眩しく見えてしまうんですよ、だから
こうやって、黒い布で隠してるんです。
そう言いながらそっと目に巻きつけている黒の布を優しく撫でて見せれば
お二人はどこか納得したような、でもどこか心配そうな表情を見せた
どうしてそんな、心配そうな表情をするのか、俺はちっともわからなくて
若干首を傾げつつ、眺めていれば
オ:イギリスは、その目で戦場に行ってんの、、、？
そう、トルコさんに言われて、あぁ、そういうことか、と納得がいった
確かに、目が見えないのに戦場に送り出されていると考えれば、心配にもなるか
てか、どうしよう、その問いに関する答えは考えていませんでした←
あー、んー、と、冷や汗をかきながら考える、軍人であれば、そうだというしかないが
それだと少し調べれば俺が存在しない事がわかってしまうから
考えながらも視線を漂わせていれば、あるヒトを見た
それを見た瞬間、俺は殆どなにも考えずに問いに答えていた
貴:いいえ、俺は、、、占い師、なので、、、戦場には行ってません
そう、俺が見たのは、占い師と呼ばれるヒト、占い師とは確か、ヒトの未来を占う人物のことのはずだ
今の世では、一時期ではあるが、的確に未来を占うヒトがいたのは記憶に新しい
俺の言葉にお二人は一瞬目を見開いて見せたが、すぐに元に戻って
ド:ここで立ち話はなんだから、取り敢えず近くの店に入ろう
オ:せやね、そんで、イギリスに色々聞きたい事が出来たからそれを聞くめうー！
なんて言って、トルコさんは俺の腕を掴んで引っ張って歩き出した
俺はいきなり触れられたことに驚きつつも、触れれたのが素肌で無くてよかった
と一瞬安堵した、の、だけれど、トルコさんがいきなりこちらを向いて、俺の尻を掴んだので
俺は無条件&ほぼ無意識にトルコさんの頭にチョップをかましていた
貴:ト ル コ さん？帰りますよ？俺
オ:帰らんとって！ちょっとしたスキンシップやん！ごめんて！！
ド、貴:スキンシップがいきすぎるんだよなぁw
オ:ごめんやんwww
貴:今回だけは許してあげますよ、今回だけは
今回だけ、をかなり強調して言ってやれば、トルコさんは二、三度謝ってきた
謝るぐらいならやらないでください、と思ったけど、それを言ったらなんだか可哀想だったので言わなかった
でも次は無い！
そう思った俺であった。
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猫好き - 更新されるたびにガッツポーズを天にかかげてます！これからも頑張って下さい！！ (2019年3月5日 20時) (
レス) id: fdca804d9b (このIDを非表示/違反報告)
おにぎり - コメント失礼します。これからの展開楽しみにしてます。更新頑張ってください. (2017年8月22日 13時) (レス) id: d90722d3f3 (このIDを非表示/違反報告)
ラピス - 本当に貴方様の書く小説が大好きです。更新がんばってください。本当に楽しみにしております。 (2017年8月7日 3時) (レス) id: adf48589a1 (このIDを非表示/違反報告)
はとぽっぽ(プロフ) - はじめまして、いつも小説を読ませて貰ってます。今回の第6弾も最高に好きです！これからも応援してますので無理をなさらない程度に更新よろしくお願いします。 (2017年7月26日 2時) (レス) id: acdbdace9d (このIDを非表示/違反報告)
いろは ろくね - まーた今回も面白そうな作品を作りますね！自分シルト・メーチさんの作品が、大好きなのでこれからも更新頑張ってください。 (2017年6月29日 22時) (レス) id: 2a1f9e77ff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：地縛霊
| 作者ホームページ：
作成日時：2017年6月28日 19時
