第4話 ページ6
貴方side
返信はっやっ！、そう思ったのは一瞬で、慌てて端末を取り出せば、その画面にはドイツさんからのチャットメッセージマークが、、、
軽く触れれば開かれたソレを見た俺は一瞬で頭を抱えた
メッセージの内容はこう
ーイギリスへー
お前が幸福を願う時は決まって言い事がない
お前さえよければ会いたい。
一度でいいんだ、明日、お昼、＊＊広場で待っている。
ードイツよりー
待って！？、そう言いたくなる内容にもう苦笑するしかない
文面はドイツさんらしい文で、他の誰かが書いたような気はしない
日時と場所の指定をしているあたりに俺の拒否権のなさが伺えて、、、
はぁ、と小さくため息をついた
俺はドイツさんにはあったことはない、まぁ、当たり前のことだけれど
俺は彼らには極力合わないようにしてきた、だから、俺の住んでいる場所がわからないはずなのに
何故場所を指定できているのかと言えば、それは少し前に俺が口を滑らせて
「この前、ちょっとした用があって＊＊広場に行った」と発言したからだろうなぁ、、、
正直言って、かなり焦っている俺です、、、
仕事を始めてたった2日目で仕事放棄、、、上にバレたら確実に死ぬ、、、
誰だよ監視とか言い付けたやつ！！←上に文句を言う勇敢な部下の図
明日、明日、、と、繰り返し呟きながら、考える、彼は会えばもう本当に接触してこないだろうか
いや、させない
明日、会ってまぁ適当にそれなりにいい感じの嘘をついて、、、
お別れをしようか
カタカタと端末を操作して、チャットメッセージに返事を送りつけて、今度こそ金髪の方を追いかけた
ーーーーーーーーー
日はくるりと回って今日、ドイツさんを待ちつつ俺は広場に立っていた
人間に化けるのは、正直言って大の苦手だ、まず構造がよくわからない
取り敢えず、適当に勉強して、内臓やらなんやらの場所を再現しつつ、化けた
でも何故かわからないのだけれど、瞳の色だけは決まった色にできなくて
それが何故かはわからなくて
色々してみたけれど、結局、少しの間なら無理やり統一させる事が出来る事しかわからなかった
だから仕方なく瞳は黒の布を巻きつけることで隠すことにした
服もよくわからなかったから、冬の今ならまぁおかしくない？くらいの服にした
ザァッ、と冬らしい、冷たい風が吹いたその時
「イギリス？」
低い、、、美しいくらい独特な低音が俺のゲームネームを呼んだ
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猫好き - 更新されるたびにガッツポーズを天にかかげてます！これからも頑張って下さい！！ (2019年3月5日 20時) (
レス) id: fdca804d9b (このIDを非表示/違反報告)
おにぎり - コメント失礼します。これからの展開楽しみにしてます。更新頑張ってください. (2017年8月22日 13時) (レス) id: d90722d3f3 (このIDを非表示/違反報告)
ラピス - 本当に貴方様の書く小説が大好きです。更新がんばってください。本当に楽しみにしております。 (2017年8月7日 3時) (レス) id: adf48589a1 (このIDを非表示/違反報告)
はとぽっぽ(プロフ) - はじめまして、いつも小説を読ませて貰ってます。今回の第6弾も最高に好きです！これからも応援してますので無理をなさらない程度に更新よろしくお願いします。 (2017年7月26日 2時) (レス) id: acdbdace9d (このIDを非表示/違反報告)
いろは ろくね - まーた今回も面白そうな作品を作りますね！自分シルト・メーチさんの作品が、大好きなのでこれからも更新頑張ってください。 (2017年6月29日 22時) (レス) id: 2a1f9e77ff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：地縛霊
| 作者ホームページ：
作成日時：2017年6月28日 19時
