第45話 ページ47
no side
ー時間は少し戻って監視ルームー
監視ルームには、オスマン、ロボロ、トントンの3人がある部屋を映したモニターを見ていた
見ているモニターには何かを探してうろつくAの姿が映っていた
Aは30分程すると手に取った資料をじっくりと読み始めた
ト:ほんまに13年前の事調べとるみたいですねぇ
オ:せやろ？なに調べるん？って聞いたら『13年前の11月』って言われたからなぁ
ロ:13年前ってあれやろ？ひとらんの、、、
ト:せや、昨日医務室でAに話してんけど、、、
オ:それでなんか火がついたみたいでな？？
ロ:あー、、なるほどね？
一応監視として見ていた3人だったが、怪しいところなどなにもない
唯一きになる事と言えば本がどのページも白紙であることぐらいだろう
ロ:別になにも問題なさそうやね
ロボロのこの言葉で解散するかと思われた3人だったが、次の瞬間、画面に映し出されたそれを見て
3人は大きく目を見開いた
画面の中、モニターの向こう側、資料を床に置いて読むAの後ろにそれはいた
言い表しようがない、不思議なもの、形がないそれを表す言葉があるのなら、、例えば、そう
ー黒い煙ー
黒い煙がキラリと鈍く光る剣を高らかに振り上げている
Aがそれに気がついた様子はなく、ずっと資料を読んでいる
そのこともあり、3人が危機感を持つには十分すぎる光景であった
3人はほぼ同タイミングで監視ルームを飛び出し、己の獲物を抜き、資料室へ走った
資料室につくと、3人は乱暴に扉を開き、音に驚いてこちらを向いたAに向かってただ一言
「「「伏せろ！！！」」」
とだけ言った、そんな3人の一声にAは素早く反応し、床に伏せた
その次の瞬間、振り上げられていた剣が振り切られ、Aの首があったであろう場所の空を切った
それを見た3人は謎の黒い煙なら向かって1発ずつ銃で弾を撃ち込んだが
煙はすぐに消えてしまい、混乱したAの問いかける声だけが資料室に響いた
問いかけ続けてくるAに3人はなにも言うことが出来なかった
アレにはまるで気配が無かった、アレは速すぎるため、弾が当たらない
いろんなことを考え、3人は少しの恐怖を覚えていたのだ
もし、もし次またアレがAを、、、仲間を襲いにきたら、護れるだろうか、と
3人がそんなことを考えているとはつゆ知らず、Aは3人に問い続けるのであった
一体なにが起きたのですか？と
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猫好き - 更新されるたびにガッツポーズを天にかかげてます！これからも頑張って下さい！！ (2019年3月5日 20時) (
レス) id: fdca804d9b (このIDを非表示/違反報告)
おにぎり - コメント失礼します。これからの展開楽しみにしてます。更新頑張ってください. (2017年8月22日 13時) (レス) id: d90722d3f3 (このIDを非表示/違反報告)
ラピス - 本当に貴方様の書く小説が大好きです。更新がんばってください。本当に楽しみにしております。 (2017年8月7日 3時) (レス) id: adf48589a1 (このIDを非表示/違反報告)
はとぽっぽ(プロフ) - はじめまして、いつも小説を読ませて貰ってます。今回の第6弾も最高に好きです！これからも応援してますので無理をなさらない程度に更新よろしくお願いします。 (2017年7月26日 2時) (レス) id: acdbdace9d (このIDを非表示/違反報告)
いろは ろくね - まーた今回も面白そうな作品を作りますね！自分シルト・メーチさんの作品が、大好きなのでこれからも更新頑張ってください。 (2017年6月29日 22時) (レス) id: 2a1f9e77ff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：地縛霊
| 作者ホームページ：
作成日時：2017年6月28日 19時
