第41話 ページ43
貴方side
後ろから首に伸びているゴム製のナイフを眺めながら固まっているシャオロンさんに
貴:すみません、ちょっとしたイタズラのつもりだったんですけど、驚かせすぎました？
と、ニコニコ笑いながらナイフを隊員さんに返しながらそう言えばシャオロンさんは
シ:めっちゃびっくりしたわ！！いつからおったん？？
なんて聞いてきたから、俺は門であった4人に連れられて少し前からいたことを説明
するとシャオロンさんは「連れてきたんやったら報告くらいしろや！」って隊員さんに言っていた
最終的にはその場の全員がクスクスと笑いだし、訓練は続行
俺はグルッペンさんに用があるからと言い、訓練所を後にした
向かうは総統室、向かっている間、何人ものヒトとすれ違ったのに、誰も俺を見なかった
最初は皆さん忙しいのだろうと思っていたのだけれど、それはちょっと違うらしい
どうやら本当に俺に気がついていないようなのだ、まるでそこにいないかのような感じである
これについては、先程のシャオロンさんの反応の遅さも加えて考え、答えを出した
多分ではありますが、俺には気配がないのでしょう、加えて匂いもほぼ無い
これでは誰も気がつかないはずだと1人で納得していたら総統室についた
ノックをしてから部屋に入れば、なにやら書類を書いているグルッペンさんを発見、声をかける
貴:グルッペンさん。おはようございます
俺のこの声かけでやっと俺の存在に気がついたのか、グルッペンさんは少し目を見開いた後
グ:いつの間にそこに？いや、それはまぁいいか、よく来てくれたな
と、返事をした
貴:昨日、ほとんど何も決めずに帰ってしまいましたからね。
流石にこれはいけないと思いまして、色々と決めに馳せ参じましたよ
ニッコリと微笑んでみせれば「それは嬉しいことだな」と言われ、ソファに座るように言われる
言われた通りにソファに座り、待っていればなにやら書類を持ってグルッペンさんが来た
そこにはまぁ色々と書いてあり、さっと読んで問題のない内容だったのでサインをし、話はアッサリ終了
この後、お昼を一緒に食べようと言われたので、俺は一度食堂に行くことに
グルッペンさんは仕事があるんだそうで、城の中を自由に歩き回っていい許可と地図を貰い部屋を出た
地図を片手に食堂へと歩き出した俺だったのだけれど、すれ違う人はやっぱり、、、
俺の存在に気がつきませんでした
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猫好き - 更新されるたびにガッツポーズを天にかかげてます！これからも頑張って下さい！！ (2019年3月5日 20時) (
レス) id: fdca804d9b (このIDを非表示/違反報告)
おにぎり - コメント失礼します。これからの展開楽しみにしてます。更新頑張ってください. (2017年8月22日 13時) (レス) id: d90722d3f3 (このIDを非表示/違反報告)
ラピス - 本当に貴方様の書く小説が大好きです。更新がんばってください。本当に楽しみにしております。 (2017年8月7日 3時) (レス) id: adf48589a1 (このIDを非表示/違反報告)
はとぽっぽ(プロフ) - はじめまして、いつも小説を読ませて貰ってます。今回の第6弾も最高に好きです！これからも応援してますので無理をなさらない程度に更新よろしくお願いします。 (2017年7月26日 2時) (レス) id: acdbdace9d (このIDを非表示/違反報告)
いろは ろくね - まーた今回も面白そうな作品を作りますね！自分シルト・メーチさんの作品が、大好きなのでこれからも更新頑張ってください。 (2017年6月29日 22時) (レス) id: 2a1f9e77ff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：地縛霊
| 作者ホームページ：
作成日時：2017年6月28日 19時
