第29話 ページ31
貴方side
どうしても考えてしまう、何故、裏切ったのだろうかと
仕事が嫌になった、と言い出す者はヒトと会話やらなんやらをした者たちばかりで
俺が生きていた中では、ヒトを好きになってしまい、消えた者もいた
ヒトとは良くも悪くも俺たちに何かしら影響を与えるもので
ふと俺はどうなのかを考えた、俺は？俺はどうなのだろうか
ドイツさんたちのことは好きだ、後輩が好きと思うものと同じだと思っている
でも、それは本当にそうなのだろうか、コレをヒトの感情でいえば何に当たるのだろうか
仲間？今まであったのは非常に厳しい上下関係だけだ
だから仲間とはなんなのか、と聞かれればゲームなどで言う同盟相手みたいなもの、と思っている
あってるかどうかはわかりませんけども！
早めていた足を止め、俺は薙刀の刃に布を巻きつけた
今の場所からは味方が沢山いる、間違えて斬ったりしたら大変ですし
外れないようにしっかりと括り付け、また走り出せば、前方に敵大隊を見つけた
どうやら指揮官が冷静に対応した部隊がいくつかあった模様
戦車が何台かこちらに向かって砲を向けているのに気がつき
とっさに近くにいたのに味方を無理やり伏せさせれば、俺の体に掠るか掠らないかくらいで弾は飛んでいった
驚きつつも、どうにか体を起こし、向かって来ていた兵の相手をする
薙刀の刃で脛を打ち、柄で腹を思いっきり突くように殴り飛ばし
後ろでナイフを素早く振り上げた兵の頭を思いっきり薙刀で殴る
この間数秒、多分その場にいた誰にも俺の行動は早すぎて見えていないと思う
敵が気絶したと確認すると同時に、その場から数名の味方兵を連れて走り始めた
兵1:すみません、助かりました！
兵2:新しい幹部の方ですよね？？
貴:！、知ってたんですね！取り敢えず、今は他の幹部の方と合流しましょう！
兵3:それなら、ゾムさんとコネシマさんが一番近いはずです！
貴:わかりました！では、その2人のところに行きましょう！！俺はみなさんの指示に従います！
兵(全):え？
俺の言葉に驚き声をあげた皆さんに俺は走りながらも叫ぶように言った
貴:俺は、あまり戦場を知りません！只戦えるだけです！それに目だって殆ど見えてなくて
ここら辺の土地勘なんてもの、無いんです！だから、戦場を知り尽くした皆さんに任せます！！
と、彼らは何故かまた驚いたような表情を見せた後、何故か嬉しそうに微笑み
兵(全):任せてください！
そう言った
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猫好き - 更新されるたびにガッツポーズを天にかかげてます！これからも頑張って下さい！！ (2019年3月5日 20時) (
レス) id: fdca804d9b (このIDを非表示/違反報告)
おにぎり - コメント失礼します。これからの展開楽しみにしてます。更新頑張ってください. (2017年8月22日 13時) (レス) id: d90722d3f3 (このIDを非表示/違反報告)
ラピス - 本当に貴方様の書く小説が大好きです。更新がんばってください。本当に楽しみにしております。 (2017年8月7日 3時) (レス) id: adf48589a1 (このIDを非表示/違反報告)
はとぽっぽ(プロフ) - はじめまして、いつも小説を読ませて貰ってます。今回の第6弾も最高に好きです！これからも応援してますので無理をなさらない程度に更新よろしくお願いします。 (2017年7月26日 2時) (レス) id: acdbdace9d (このIDを非表示/違反報告)
いろは ろくね - まーた今回も面白そうな作品を作りますね！自分シルト・メーチさんの作品が、大好きなのでこれからも更新頑張ってください。 (2017年6月29日 22時) (レス) id: 2a1f9e77ff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：地縛霊
| 作者ホームページ：
作成日時：2017年6月28日 19時
