第1話 ページ3
貴方side
死神には、仕事がきちんとある。もちろん厳しいルールも存在する
ルールを守れない死神は処罰対象にもなる
そんな厳しいルールの元、仕事をこなさなければいけない、、、
正直またみなさんと一緒にゲームをやっていたい、、、てか、ゲームしかしたくない、、、
みなさん、というのは、ヒトでいうところのネッ友、というものだ
結構仲が良かったが故に、今回、仕事を渡された時は本気で泣きそうになった
うぅ、思い出したら、また悲しくなってきた、、、
貴:嫌だなぁ、、、ドイツさん、、、
ぼそりと呟くも、仕事をしないわけにはいかないので、渡された仕事の書類を読む
今回は、やたらと未来を変えている人間達の監視のよう
この世には、決められた運命というものがあり、未来はそれに沿って歩まれる
だが
その運命は必ずしも決まったものではない、その人間次第で未来も運命も変えられる
ー人の死さえもー
人の死は、そう簡単には変わりはしない。俺たち死神の介入がなければ、の話だけれど
今回見張る人間達はもう何度か仲間の死を変えているようだ
一回でもすごいことなのに、何度も仲間の死を回避させるその力は本当にその人間達だけのものなのか
そう、上は考えているようだ
確かに俺でも不審には思うけれど、今は戦争の時代、ヒトの生き死にが変わるのはよくあることで
そんなに、危険視することはないと思うのだけれど、、、
最近、上は何かがおかしい、、、まるで誰かが何かをやらかしてしまったような、、、
そんな感じだ
死神の数も少しだけれど、減ってきているような気がする
どうにもおかしい気はするのだけれど、、、今は仕事にだけ集中するとしよう
なにも、必ずしも上の状況を知っていなければいけないというわけでもないし
そう思って、俺は人間界への門へ飛び込んでそのまま落ちて行った
ー人間界ー
人間界はどうやら夜だったようで、あたりは真っ暗だった
まぁいいか
どうせここじゃ、化けない限りは俺の姿は誰にも視えない
俺の体はない、もちろん声も存在しないけれど、どちらも作れる
声はいつもオリジナルを作って使っていたから、大丈夫
必要となれば、声をそこらへんの人間に借りれば済む話だし!
こうして俺は人間界にやってきて
目的である監視対象の人間達の元へ
我々軍へ向かった
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猫好き - 更新されるたびにガッツポーズを天にかかげてます!これからも頑張って下さい!! (2019年3月5日 20時) (レス) id: fdca804d9b (このIDを非表示/違反報告)
おにぎり - コメント失礼します。これからの展開楽しみにしてます。更新頑張ってください. (2017年8月22日 13時) (レス) id: d90722d3f3 (このIDを非表示/違反報告)
ラピス - 本当に貴方様の書く小説が大好きです。更新がんばってください。本当に楽しみにしております。 (2017年8月7日 3時) (レス) id: adf48589a1 (このIDを非表示/違反報告)
はとぽっぽ(プロフ) - はじめまして、いつも小説を読ませて貰ってます。今回の第6弾も最高に好きです!これからも応援してますので無理をなさらない程度に更新よろしくお願いします。 (2017年7月26日 2時) (レス) id: acdbdace9d (このIDを非表示/違反報告)
いろは ろくね - まーた今回も面白そうな作品を作りますね!自分シルト・メーチさんの作品が、大好きなのでこれからも更新頑張ってください。 (2017年6月29日 22時) (レス) id: 2a1f9e77ff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:地縛霊 | 作者ホームページ:
作成日時:2017年6月28日 19時