第18話 ページ20
貴方side
かけられた声は懐かしく、暖かい声で、それはつい先ほど、軍を出る前に聞いた声だった
振り返れば、うっすらと店の光で照らされて、真っ白な軍服がミえる
まぁ、、、ミえることは設定上秘密のことなのだけれども
?:もしかして、、イギリス?
どこか半信半疑、といったような、そんな表情をして問いかけて来た彼に俺は言う
貴:その声は、、、日本さんですかね?今日はよくネット友人に会いますね、、
クスクスと苦笑いをしながらそう答えたら、彼、、、日本さんはとても嬉しそうに笑って俺に近づいて
日:なんでこんな時間にここに?
そう、問いかけて来た、確かに気になるよな、、、少し考えた後、俺は
貴:手袋を、片方無くしてしまいまして、探していたんですよ
そう答えた、嘘じゃないですよ???真実でもありませんがね!!←
日:手袋?
貴:えぇ、とても大事なものだったんですけど、風に飛ばされてしまったみたいで、、、
もう遅いので、諦めることにしますよ。日本さん、気をつけて帰ってくださいね
早々に会話を終わらせて、日本さんに背を向ける、さっさと帰った方がいいと俺の勘が告げていたからだ
正直、日本さんが何故あそこにやって来たのかちっともわからない
知りたくもないし、知って特することもないだろうと思った
のに
パシッ、と言う音とともにピリッと痛む左腕と掴まれる感覚
今日はよく腕を掴まれるなぁ、、、なんて思いつつ、掴んだ相手に問う
貴:どうしました?日本さん
日:あのさ
貴:はい?
日:もう、会えないってどう言うこと?所属してる軍はどこ?俺、友達はあんまり殺したくないんだよね
だから、教えて
そう言う日本さんの瞳は真剣そのもので、さて、どうしたものかと考える
所属している軍は実はある、先ほど**軍の情報をいじって入れて置いたのだ
だから一応、俺は**軍の占い師、と言うことになっている
でも
貴:流石に言えませんよ、俺が軍に消されてしまいますからね
これまた苦笑しながら、関節技を基に掴まれていた腕を解放する
貴:これまでだって、ゲームするのにかなりいろんなことをしましたからね、流石に、もう、
ね?
と今度は本当に困ったように微笑んで見せれば彼は辛そうな表情をみせて
日:じゃあなんでグルッペン達と会ったの?
そう問いかけて来たから
貴:純粋に、会いたかったんですよ
そう、苦手である化けることをしてでも
会いたかったから
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猫好き - 更新されるたびにガッツポーズを天にかかげてます!これからも頑張って下さい!! (2019年3月5日 20時) (レス) id: fdca804d9b (このIDを非表示/違反報告)
おにぎり - コメント失礼します。これからの展開楽しみにしてます。更新頑張ってください. (2017年8月22日 13時) (レス) id: d90722d3f3 (このIDを非表示/違反報告)
ラピス - 本当に貴方様の書く小説が大好きです。更新がんばってください。本当に楽しみにしております。 (2017年8月7日 3時) (レス) id: adf48589a1 (このIDを非表示/違反報告)
はとぽっぽ(プロフ) - はじめまして、いつも小説を読ませて貰ってます。今回の第6弾も最高に好きです!これからも応援してますので無理をなさらない程度に更新よろしくお願いします。 (2017年7月26日 2時) (レス) id: acdbdace9d (このIDを非表示/違反報告)
いろは ろくね - まーた今回も面白そうな作品を作りますね!自分シルト・メーチさんの作品が、大好きなのでこれからも更新頑張ってください。 (2017年6月29日 22時) (レス) id: 2a1f9e77ff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:地縛霊 | 作者ホームページ:
作成日時:2017年6月28日 19時