第9話 ページ11
貴方side
貴:っ〜〜！！！
自分で作った設定に従おうとしたのは実は一瞬で、布が取れた瞬間
''本当に眩しくて''咄嗟に目を覆い隠した、久しぶりに''ちゃんと''ミた光は
俺の軟弱な瞳を驚かせるのには充分すぎる輝きを持っていたご様子で、、、
チカチカする視界が不愉快で、瞳を抑えながら必死に布を探し、手を床に這わせる
貴:(どこにあるんだ、速くつけないと、チカチカする、気持ち悪い)
うぅ、と、小さく声を上げながら探していれば、いきなり耳元で
ド:手を目から離せ、布を巻いてやるから
と言われ、素直に外せば、シュルッと言う布の擦れる音と共に優しい闇が帰ってきた
そっと目元を触れてみれば、そこには確かに布があった
視界も元に戻って、ゆっくり振り返れば、緑のパーカーの男にフルボッコにされている男達に、俺のことを心配そうに見つめるトルコとドイツ
貴:ありがとうドイツ、助かったよ
ド:眼は、、、大丈夫か
貴:んー、うん、大丈夫。少しだったし
オ:少し、見ただけで、、、あぁなんねんな、、、ごめんなA、守れんで
貴:大丈夫、咄嗟に体が動く人なんてそうそういないからな！てか、さっきの男は？
なんだか暗くなってきていたから、話を逸らそうとそう言えば
ド:あいつだったら今頃外で地面とハグしているところだろう
オ:ものすごい速さで殴り飛ばされとったからなぁw生きてるかな？ww
死なれると困るのだけれど？！きちんとその寿命分生きて貰わねば困るのだよ！←
貴:(あぁ、これだから迂闊に人と関わることが禁止されるんだよ)
と、心の中で嘆いていれば、緑のパーカーの男がこちらに近寄って来て
何故か俺を担ぎ上げた
おい待て、これはどう言うことだ？予想外どころじゃないんですが？？？
と、混乱し、頭の上に？を浮かべていれば、俺は男に担がれるまま、店の外へ出ていた
いやいやいや、本当に訳がわからないぞ、どうなってるんだ？？
貴:えっ、、、えぇ？？
という情けない声を出しながら担がれていれば、ドイツとトルコも店から出て来て
ドイツが言った
ド:A、そいつは''脅威''だゾ
貴:へ？
自分でも、とても間抜けな声が出たような気がした程、驚いた
え、なに、ドイツ、トルコの次は脅威さん？？てか、脅威さん貴方、、、
職場(監視場)の工作員さんですよねー？？？？どうしてこうなった
そう思いながらも
俺はどこか嬉しいとも思うのであった
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猫好き - 更新されるたびにガッツポーズを天にかかげてます！これからも頑張って下さい！！ (2019年3月5日 20時) (
レス) id: fdca804d9b (このIDを非表示/違反報告)
おにぎり - コメント失礼します。これからの展開楽しみにしてます。更新頑張ってください. (2017年8月22日 13時) (レス) id: d90722d3f3 (このIDを非表示/違反報告)
ラピス - 本当に貴方様の書く小説が大好きです。更新がんばってください。本当に楽しみにしております。 (2017年8月7日 3時) (レス) id: adf48589a1 (このIDを非表示/違反報告)
はとぽっぽ(プロフ) - はじめまして、いつも小説を読ませて貰ってます。今回の第6弾も最高に好きです！これからも応援してますので無理をなさらない程度に更新よろしくお願いします。 (2017年7月26日 2時) (レス) id: acdbdace9d (このIDを非表示/違反報告)
いろは ろくね - まーた今回も面白そうな作品を作りますね！自分シルト・メーチさんの作品が、大好きなのでこれからも更新頑張ってください。 (2017年6月29日 22時) (レス) id: 2a1f9e77ff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：地縛霊
| 作者ホームページ：
作成日時：2017年6月28日 19時
