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貴方side
止まった剣を見て、ユルシュ様は無邪気にあれ？といった表情を見せて言った
ユ:ナーシャ、これはなんの真似かしら？礼儀のなってない不敬な孤児を庇うとはどう言うこと？
ナ:お言葉ですがユルシュ様。ここは我々国にございます。例え孤児だとしても、国民でございます。
ユルシュ様に言い返すのはお前ぐらいだぞ、と言いたくなるほどはっきり言い返したナーシャに
ユルシュ様は少し考えるような様子を見せたあと、にっこり笑って言った
ユ:それもそうね。
ナ:では「けれど」、？
ユ:私の剣は、抜かれたわ。抜かれた剣が何も斬らないで納められるなんて
おかしいでしょう？
そう言う前に、嫌に見慣れた真っ赤な色が視界に入り込んだ
言葉を言い切った時にはもう、あいつの身体は地面に伏せられていた
ユ:貴方なら、斬っても問題ないでしょう？もういらないわ。だって飽きたもの！
軽く蹴られて、崖から落ちていく身体をみて、咄嗟に手を伸ばそうとした身体は
ゴホッ、と手の内に吐き出した赤のせいでまともに動いてはくれなかった
貴:っ、なーしゃ、、！
声は酷く掠れて音にならなかった、けれど、それで良かった
ぐっとこみ上げる鉄を抑えて、手をさっとハンカチで拭った
ゾ:ナーシャっ！？なな、なんでなん！？なんで斬ったん！！
グ:やめろゾム！！！
ユ:なぁに？我々国の兵は他国の総統に向かって、敬語もなしに意見を述べるのかしら？
貴:失礼ながら、総統閣下。我々国は軍事国家なため、そう言ったものはあまり、、、。
ユ:あらそうなの？なら、仕方ないわね？戦うことしか知らない野蛮な人が多いんだものね、、、。
無能な部下を持ってグルッペン様もさぞ苦労なさっでいることでしょうね。
納められた剣と、周りから溢れる殺気
今のユルシュ様の言葉は、グルッペン総統様の地雷をぶち抜いた気がする
ユ:あぁ、そうだ。これは貴方にあげるわA。それと、貴方の瞳、今がとっても綺麗よ？
ふふ、と微笑んで、馬車に戻っていくユルシュ様と、真っ赤に染まった両目に
一部が真っ赤になった眼帯
崖下を覗き込む、木々が生い茂り、下が見えない。だから俺は
持っていたポーチから、もう一つ小さなポーチを出して落とした
ゾ:A、ナーシャが、、、。
貴:馬鹿は最後まで馬鹿だった、と言うことですよ。ただの恥さらしですよ、みっともない。
俺の言葉に、ゾムさんは
俺の胸ぐらを掴んだ
なんでお前が怒るのだ
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ゆき - とてもいい作品でした。作者さんありがとうございます！ (3月4日 20時) (
レス) id: 3fb3742587 (このIDを非表示/違反報告)
くろねこ - 無理だ…これは泣くよ…( ；∀；) (2月12日 9時) (レス) id: 867516ea99 (このIDを非表示/違反報告)
りと - 号泣して頭痛がァ…。ナーシャの生死ははっきりと確認されてなかったから望んではいたけど皆死んだって言ってるから…。ゔｳﾞ~~~(泣)幸せになって良かったよォ主くんんんんん…！！お疲れ様でした！！！頭いてぇ…w (7月15日 0時) (レス) @page32 id: ffe5a6a019 (このIDを非表示/違反報告)
檸檬 - 神作品をありがとう！！！！（初コメですすいません）番外編とかないですか！？ (7月10日 18時) (レス) @page32 id: b3274f6834 (このIDを非表示/違反報告)
ぽぽ - ナーシャのキャラめっちゃ好きだーー！！ (2023年4月27日 23時) (レス) @page32 id: 8fec33f08b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：地縛霊
| 作者ホームページ：
作成日時：2019年3月14日 14時
