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貴方side
ペンの音が響く総統室で、申し訳ないと思いながらも声をかけた
貴:グルッペン総統様、お話がございます。我が軍、Θ国の総統閣下が、、、この国に来たい、と、、。
グ:なに？今か。
貴:小官にもその意図はわかりかねますが、、、こちらの手紙をいただきまして。
スッと手紙を差し出せば、グルッペン総統は少し驚いた表情を見せた
グ:見てもいいのか？
貴:はい。見られて困るような内容ではありませんでしたので。
グルッペン総統様が手紙に目を通している間、静かに外を眺めていた
今日はいい天気だな
あいつらは外で訓練していることだろう
そういえば、仲の良い友人がたくさんできたと嬉しそうに嫌味のごとく言っていたな
きっと毎日楽しいのだろう
いいことだ
グ:A、一週間後、お待ちしております。と伝えておいてほしい。
書類がいるなら今日中に書いて届けさせよう。それでいいな？
貴:はい、ありがとうございます。
グ:いい、こちらとしては、一度はΘ国の総統閣下を見てみたいと思っていたところだ。
そう言うグルッペン総統様の言葉には理由がある。あのお方は、決して、姿を見せようとしないのだ
見せるとしたら完全なる気分だ
グ:A。そちらの総統閣下はいったいどのような人物なんだ？
グルッペン総統様の言葉に、なんと答えようかと考えて、あぁ、そうだと言わんばかりに言った
貴:悪魔ですよ、あのお方は。
笑ってしまうくらい、残酷で、残虐で、恐れと、威圧と、殺意に塗れた、恐ろしい人間だ
美しいものが好きで、なんでも側に置きたがって、そのために手段は選ばない
それなのに、要らなくなったらもう要らない、とすぐに捨ててしまう
人間として終わっている気がする
グ:ははw、、、お前にそこまで言わせるか。
貴:、、、いつでも、怖いのはあのお方だけかも知れませんね。
あのお方の前に立つのは嫌いだ。心臓が止まりそうな気がする
あのお方に部下を合わせたくない。また目の前で失いたくないから
頭がおかしい、いかれてる、そう思わないなんて無理な話しだと思うほどの横暴さ
はは、困ったな
本当に会いたくない
貴:グルッペン総統様。
グ:なんだ。
貴:今のうちに、謝罪しておきます。我々の総統閣下が申し訳ありません。
あのお方は、色んな意味で自由なのです。本当に、、、自由なのですよ。
笑った俺を見て、グルッペン総統様は困ったように笑って頷いた
嫌な予感がするのは
何故なんだ
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ゆき - とてもいい作品でした。作者さんありがとうございます！ (3月4日 20時) (
レス) id: 3fb3742587 (このIDを非表示/違反報告)
くろねこ - 無理だ…これは泣くよ…( ；∀；) (2月12日 9時) (レス) id: 867516ea99 (このIDを非表示/違反報告)
りと - 号泣して頭痛がァ…。ナーシャの生死ははっきりと確認されてなかったから望んではいたけど皆死んだって言ってるから…。ゔｳﾞ~~~(泣)幸せになって良かったよォ主くんんんんん…！！お疲れ様でした！！！頭いてぇ…w (7月15日 0時) (レス) @page32 id: ffe5a6a019 (このIDを非表示/違反報告)
檸檬 - 神作品をありがとう！！！！（初コメですすいません）番外編とかないですか！？ (7月10日 18時) (レス) @page32 id: b3274f6834 (このIDを非表示/違反報告)
ぽぽ - ナーシャのキャラめっちゃ好きだーー！！ (2023年4月27日 23時) (レス) @page32 id: 8fec33f08b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：地縛霊
| 作者ホームページ：
作成日時：2019年3月14日 14時
