【wrwrd!】我々さんと魔眼の守り手【男主】

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貴方side

貴:ゾムは上から出てくるのがいつものことな感じ？

コ:せやな。あ、俺はコネシマ。よろしゅうな！敬語もさん付けも要らんで。

ショ:俺はショッピっす。呼び捨てでもタメ語でもいっすよ。

貴:A。しばらくの間あんたらとは協力関係にあるから、よろしくな！

二人とも怪我してたろ？早くしんぺい神にみてもらえよw


声をかけた所で、俺の腕をだれかが掴んだ。ちょっとびっくりした


貴:おはよ。


そう、声をかければ、相手は寝ぼけた様子で目をこすってから返事をよこした


ロ:はよ、、、。A、もう大丈夫なん？

貴:大丈夫。そんなに痛くないし。ちゃんと生きてるから。

ロ:変なことされてへん？

貴:寝ぼけてんなぁwww大丈夫だってw今さっきしんぺい神に包帯替えてもらったとこだしw

ロ:そう。


ボソボソ声を出しながら、握られた手にどんどん力が入っていく


貴:ロボロ？


振り向いてロボロをみて声をかけた所で、ロボロは完全に俯いて喋るのをやめた


貴:どーした？


様子がおかしい。俺なんかしたかな、と焦りながら背中に握られてない方の手を添える


ロボロはなにも言わない。なんなら周りも静かになってなんか嫌


なになに？と一人で勝手に慌てていたら、ロボロがやっと喋った


ロ:、、、ごめん。助けてもらったのに、その恩を仇で返すようなことして。


この言葉に、周りにいた四人も申し訳なさそうな顔をした


えー？？


貴:そんなことでいきなり黙るな。びっくりするじゃん。別に仇で返されたなんて思ってないし。

ロボロ、いっそ怒ってくれって、思ってるんなら一個教えてやる。


俺がちっさい頃、あいつらに嫌んなるほど教えてもらったこと


貴:許しを乞うな。許されないと思うことをやったと、そう思うなら。何度も謝ってはいけない。

相手側がもういいって言ってんのに謝られるのは、正直うざいだけ。

もういいって言ったらもういい。それで納得いかないのはお前だけ。


やっとロボロの顔が上がった。目をじっとみながら、続ける


貴:それってつまりさ、お前のわがままで、相手をイラつかせてるだけ。そっちの方がタチが悪い。

でもだのだってだの言う前に、反省は行動で示せ！言葉は2割、行動8割！


トンッ、と背中を軽く叩いて、はい、この話しゅーりょー！と言えば


ロボロはポカンとした表情を見せた後、ふっと笑って頷いて見せた


何故かコネシマに「ええこと言うやん！」って背中を殴られて心臓止まったかと思った

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