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Noside
エ:と、言うことで。彼を出してもいいと俺は思うんや!!!!
ト:あかん!ロボロが起きて本人から確認が取れるまでは出されへん!!
ゾ:俺は出してもええと思うでトントン。
ト:ゾムまで何ゆうとんねん!!てかお前はちゃんとドアから入ってこいや!!
場所は書記長室、トントン達は言い合いをしていた。突然エーミールが来たと思ったら
今、牢に入れている人物を外に出して丁重に扱うべきだと言い始めたので
トントンが困惑と呆れを交えて返していたところにゾムがやってきて
ゾムまで外に出しても大丈夫だと言い始めたのだから、トントンのストレスは推し量るものがある
ト:あかんもんはあかんで。
エ:でも、、、本当に彼がこの一ヶ月、ロボロさんを守り続けていてくれたのであれば
彼はロボロさんの友人であるまえに、我々の仲間を救ってくれた恩人なんやで?
このエーミールの言葉に、トントンは苦虫を噛み潰したような表情をする
トントンだってわかってはいる。けれど、危険ではないという確信がない
トントンは少し、考える様子を見せたあと、そっとペンをペン立てに入れた
そして椅子を立った
ト:わかった。じゃあ俺が会いに行って、話して、安全やと思ったら出す。それでええやろ?
エ:はい!!!
ゾ:ええんちゃう?なんやったら俺ついてくし。
ト:んじゃ、ついてきてもらうわ。
ゾ:おっけ。
エ:俺も行く!!
バタバタと3人で書記長室を出て、ゆっくり地下牢へ向かって行く
途中で会ったオスマンもなぜかついてきて、四人で地下牢に着いた
地下牢はとても静かだった
人の息遣いすら聞こえない気がする、四人に一瞬緊張が走る
だが牢には確かに人がいた
ゾ:そういや寝るって言っとったわ。
そうゾムが小声で言って、トントンが先に言えやと黒いオーラを出したあたりで
オスマンとエーミールが異変に気がついた
オ:なぁ、あの人生きとる?動いてなくない?
エ:Aさん?どうしました?Aさん!?
エーミールがトントンが止まることすらできないまま、勝手な牢のドアの鍵を開ける
エーミールに声をかけようとトントンが近寄った瞬間、オスマンが叫んだ
オ:トントン、ぺ神呼んで!!
エ:ゾムさんAED持ってきて!!
ゾ:え、は!?嘘やろ!?
オスマンがエーミールの補助をし、エーミールが心肺蘇生法を始める
ゾムがダッシュで地下牢を出て行って、トントンはすでに医務室に走っていた
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名無しの者 - 初コメ失礼します。 最近主様のストーリーを読破していってる者です。 すみませんが、トリガーのお話、 掲載されていたURから飛ぼうと思ったのですが、作品が見つからない状態です。 もし、主様が消さりするのであれば教えていただきたいです。 (2021年12月5日 2時) (レス) @page48 id: aee1ff5aa5 (このIDを非表示/違反報告)
ネコミミ七つ - ありがとうございます。私初心者なもので何が著作権にふれるとかまだよくわかってないんです。 (2019年2月7日 12時) (レス) id: 340e6375ee (このIDを非表示/違反報告)
Ares(プロフ) - ネコミミ七つさん» 固定の色があって、その色の持ち主は不老だという設定なら、別に僕に許可を取らなくても良いかと思うのですが、、、。それ以外に何か被るような設定があるなら、お手数ですが再度ご提示くださいませ。 (2019年2月7日 11時) (レス) id: b9f4a78a84 (このIDを非表示/違反報告)
ネコミミ七つ - アレスさんの小説、面白かったです。私も書いてるんですが、この魔眼の設定、少しお借りしてもよろしいでしょうか? そっくり頂く訳じゃ無いです。目に色があるから年を取らないという設定にしたいんです。 (2019年2月7日 11時) (レス) id: 340e6375ee (このIDを非表示/違反報告)
アレス(プロフ) - ケンメァさん» いいんですよ!!!全然大丈夫です!!これからもよろしくお願いします!!!(*´∀`*) (2019年2月2日 22時) (レス) id: b9f4a78a84 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:地縛霊 | 作者ホームページ:
作成日時:2018年12月26日 13時