第38話 ページ40
貴方side
俺の問いかけに静かに姿を現した蜘蛛殿(笑)(以後ニセモノさん)
ー任務再開ー
目の前の敵を、排除する
ニセモノさんは廊下に向かって走り出した、どうやら広いところに行くのが目的のようだ
俺はそれをわかっているからあえて走って追いかけず、歩いて追いかけた
ニセモノさんは廊下の真ん中に立っていた俺は少し距離を開けて止まった
するとニセモノさんはふっと、消えた、否、物凄い速さで移動した
流石、俺の名前を名乗るだけあって、それなりには強いらしい
俺には劣るけどなw
後ろに気配を感じて頭を下げれば首があった場所にナイフが振られた
貴:遅い、それじゃあ落第点だぜ？
俺はニセモノさんのナイフを持っていた腕を思いっきり蹴り上げた
嫌な音がなってニセモノさんが呻いた折れはしなかったようだけど、あれでは使い物にはならないだろう
またなにやらブツブツ言い始めたニセモノさん
俺は本物なんだ！とか、お前なんぞすぐに消してやる！！とか
はぁ、と少しため息をついてニセモノさんに向かって俺はこう言った
貴:お前は偽物だ、気配の消し方もそうだけど、お前は暗殺のスキルが低いんだよ、さっきも言ったが、それじゃあ落第点だな
俺の言葉にニセモノさんは「お前に俺が偽物という証明はできないだろう！」
とか言いながら俺に向かってナイフをふってきたそれをバク転の要領で避けたらサングラスが落ちてしまった
真っ暗な廊下に赤と青の混ざった紫が突如として現れ異様に存在感を放った
ニセモノさんは口をパクパクさせながら俺を指差した
貴:証明が欲しいのか？ならこれが証明だ。お前は暗殺スキルの前に蜘蛛とは全く違うところがあった
それはお前のその瞳だ、お前のその瞳は、、、
ー俺のと違って美しすぎるー
ニセモノさんは目を見開いて俺を凝視した後、もう二度と動かなくなった
俺が高速で動いて首を切り裂いたから
光を失った瞳が俺を映すそっと瞳を下ろしてやればまぁ、悪くない顔になった
っても、死に顔に良いも悪いも無いと思うけどナ
インカムの電源を入れればグル氏が宣戦布告をしたところだった
あ、ちょうど良い、こいつ引きずってこいつがニセモノだって事を証明しよう、そうしよう。
俺は死体を引きずりながらグル氏達がいる部屋へ向かった
ゾムにも連絡を入れて、グル氏の元で落ち合うことになった
みんなどんな反応するかなー
なんて少し楽しみにしながら俺は部屋へと急いだ
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黒猫飴(プロフ) - 作者様の小説読み返し(五、六回目)期間に入っております。あなた様の小説が、マジで面白くて大好きです！！書いてくださって、本当に有難う御座います。続きに行ってきます！！ (2022年5月29日 11時) (
レス) @page1 id: c8537bae2f (このIDを非表示/違反報告)
0 - 面白過ぎて１日で読み終わってしまった! (2022年1月18日 21時) (レス) @page48 id: b5ffb20314 (このIDを非表示/違反報告)
ぷる - すみません、コメントする作品を間違えてしまってました (2021年9月16日 21時) (レス) id: 39613b56f2 (このIDを非表示/違反報告)
ぷる - 続編も読みたいのですか、パスワードを教えて欲しいです！ (2021年9月16日 21時) (レス) id: 39613b56f2 (このIDを非表示/違反報告)
優雅矢雫(プロフ) - 最近見だしたんですがすごく面白いですこれからも頑張ってください (2020年12月26日 23時) (レス) id: 6140c46fdc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：地縛霊
| 作者ホームページ：
作成日時：2016年11月4日 22時
