第23話 ページ25
貴方side
貴:あー、い、痛いんじゃ〜(半泣
俺は今、秘密の家にいる
秘密の家、とは、俗にいう秘密基地ってやつだまえは一週間に1、2回来ていた
最近来ていなかったから汚れていないか心配したけど
結構綺麗だった、秘密基地は森の中にあり、地図にすら載っていない場所にある
それ故に誰にも見つからない最高の隠れ家と化していた
俺はとりあえず、濡れた服を脱ぎ捨てて、体を拭いた 。ここには風呂はない、あまり長居はしないからだ
冷えた体を暖めるたまに暖炉に薪をぽいぽい入れて火をつけた
貴:あったけー
暖をとりながら、今度は傷の手当てをする。
見た所、腕と足、あと腹に少し掠っている程度で少し血が出てるだけだった
貴:顔には、、、無いな、良かった
見えるところに傷が無いことを確認して安堵する
怪我したらしんぺい神さんとトン氏が怖いからな！
棚から救急箱を取り出して手当てをしだした、少し体が薬品臭いけど、まぁ大丈夫だろ
手当てをし終わって、暖炉の火を消した
早く城に帰らないと、、、
ここのところ、みんなに心配を掛けまくっている為、トン氏あたりが過保護を発動させそうで怖いw
俺は家を出て地図を見ながら城を目指した
少し走って行くと前方になにか見えた
なんだ？
じっと見ていたら、それが狼だということに気づいた
貴:へ？お、狼！？ちょ！こっちくんなっ！！！
狼はどう見ても俺の元へ走って来ていた
貴:やばいやばい！やばいやばいやばい！！！
猛ダッシュで逃げるも、人間は狼よりは遅い
俺はあっさり狼に捕まった(押し倒された
焦る脳にあることが浮かんだ
確か前にゾムが狼を飼っているとか言ってたよーな、、、
名前は確か、、、
貴:い、イフリート、、、さん？
そう、イフリート！だったハズ
俺がいうとイフリート？はワンッ！と吠えておれの上から退いた
どうやらあっていた模様
イフリートは俺が立ち上がったのを見るとワンッ！と吠えて走り出してしまった
貴:え！？ちょ！！
とりあえず追いかける
イフリートはっえぇ！！！
途中からゼェゼェと息をしながらも追いかけ続けると
緑のパーカーが見えた
ゾムだ
ゾムはイフリートを撫でてからイフリートが帰って来た方向、つまり俺がいる方を見た
目が合う
ゾムが近づいてきたから俺は止まった
息を！息をせねばっ！！！
俺がしゃがんでゼェゼェ言っていたらゾムが来て
背中をさすってくれた
あざーっす!w
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黒猫飴(プロフ) - 作者様の小説読み返し(五、六回目)期間に入っております。あなた様の小説が、マジで面白くて大好きです！！書いてくださって、本当に有難う御座います。続きに行ってきます！！ (2022年5月29日 11時) (
レス) @page1 id: c8537bae2f (このIDを非表示/違反報告)
0 - 面白過ぎて１日で読み終わってしまった! (2022年1月18日 21時) (レス) @page48 id: b5ffb20314 (このIDを非表示/違反報告)
ぷる - すみません、コメントする作品を間違えてしまってました (2021年9月16日 21時) (レス) id: 39613b56f2 (このIDを非表示/違反報告)
ぷる - 続編も読みたいのですか、パスワードを教えて欲しいです！ (2021年9月16日 21時) (レス) id: 39613b56f2 (このIDを非表示/違反報告)
優雅矢雫(プロフ) - 最近見だしたんですがすごく面白いですこれからも頑張ってください (2020年12月26日 23時) (レス) id: 6140c46fdc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：地縛霊
| 作者ホームページ：
作成日時：2016年11月4日 22時
