第19話 ページ21
貴方side
俺の目の前に突然現れた元、国王は俺にこう言った
元王:やぁ、イギリスくん、本当に我々の仲間になっていたとはな、、、
俺は元王を警戒しながらもいたって“普通”に返す
貴:まぁ、な、なんせ、貴方方と行動するよりもこちらの方が楽しいもんでな
俺の言葉にピクリと反応した元王は顔を渋らせながら
元王:成る程な、では、もうこちら側につく気は無い、とそう言うことかな？
なーんて、分かりきったことを聞いて来たから
思ったことをそのまま言ってやった
貴:分かりきったことじゃないか
元王は深くため息をつくと
元王:そう、か、では、ここで消えてもらおう
といって腰からぶら下げていた剣を抜いて
元王:イギリスくん、君は“我ら”にとって邪魔すぎるのだ
俺に突っ込んできた
流石に城壁の上で戦うためにもいかないので、俺は元王とともに城の外へと
飛び降りた
え？死ぬって？
俺がそんなヘマするわけないだろう？
俺はキチンと出っ張りなどに着地しながら降りた
元王も同じようにして降りてきていた
地面に降りたのは若干俺の方が速く
俺は降り立つとそのまま、目の前にある森の中に入った
森の大きさなどは上から見ていて大体わかっているから
まず、迷子にはならない(シッマじゃないからなw
森に入った俺を追いかけて元王も森に入ってくる
あーあ、元王がいなくて、これがただの散歩だったら自然を満喫できたのに、、、
なんて余計なことを考えながらどんどん城から離れていく
え？どこに向かってるのかって？
それはな？
川だよ！川！！
いやー、ほんとなら捕まえて洗いざらい吐かせたいけど
今回ばかりは部が悪い
俺は今、俺の周りにある数十もの気配を感じている
つまり、だ
元王は囮で、元から俺の返答がイエスでもノーでも連れて帰る気満々だったってわけだ
俺だって20人くらいならまだなんとかなるけど、、、今回はざっと50はいる
無理無理w
と、言うことで川まで逃げて、泳いで城まで帰ろうと言う作戦だ
川の場所もわかってるし
その川がどこにつながっていいるのかもわかってるから
あとは川に飛び込むだけの簡単なお仕事なのである
怪我したらトン氏に怒られそうだし、、、
これが一番最善だろう
と、言うことで、元王との鬼ごっこも終わらせよう
俺は大きく息を吸い込んで
橋から思いっきり川に飛び込んだ
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 778人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「男主」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
黒猫飴(プロフ) - 作者様の小説読み返し(五、六回目)期間に入っております。あなた様の小説が、マジで面白くて大好きです！！書いてくださって、本当に有難う御座います。続きに行ってきます！！ (2022年5月29日 11時) (
レス) @page1 id: c8537bae2f (このIDを非表示/違反報告)
0 - 面白過ぎて１日で読み終わってしまった! (2022年1月18日 21時) (レス) @page48 id: b5ffb20314 (このIDを非表示/違反報告)
ぷる - すみません、コメントする作品を間違えてしまってました (2021年9月16日 21時) (レス) id: 39613b56f2 (このIDを非表示/違反報告)
ぷる - 続編も読みたいのですか、パスワードを教えて欲しいです！ (2021年9月16日 21時) (レス) id: 39613b56f2 (このIDを非表示/違反報告)
優雅矢雫(プロフ) - 最近見だしたんですがすごく面白いですこれからも頑張ってください (2020年12月26日 23時) (レス) id: 6140c46fdc (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：地縛霊
| 作者ホームページ：
作成日時：2016年11月4日 22時
