第87話 ページ42
貴方side
「お前、幾つまで生きたい？」
俺の言葉に、秋瀬は驚いた表情をして固まったけれどすぐに笑って言った
秋:お前が死ぬまで？
貴:なんだその気持ち悪い返答は。
秋:やだ辛辣ぅ。俺はただ、もう置いていきたくもないし、置いてかれたくもねーの！
お前と一緒に三十になって四十になって、嫁さんもらって子供できてお互い幸せになる！ってのもいーし。
逆に、でかい任務こなし続けて、昇進重ねて。ある日戦場でお互いポックリいくのでもいーの。
なにが嫌かってさ、また同じよーなことになんのが嫌なんだよ。
「お前もだろ？」と問いかけられて、自然とおれの首は縦に動く
貴:また、、同じことを繰り返している気がする。お前以外信用できないんだ。
幹部が信用できない。全て疑ってかかってしまう。だから不安に思う。
「俺はどうしたらいいと思う」そう問いかければ、秋瀬は笑って言った
秋:なにもすぐ幹部全員を信用しなくてもよくね？俺は俺が見たもの感じたものを信じる派だからさー。
人と話すときはそいつの目を見るんだよ。少しでも揺れたら嘘ついてる可能性があるけど
真っ直ぐこっちを見返して吐き出される言葉は、間違いなく本当の事だぜ。
貴:、、、そうか。
秋瀬に手を握られて、今だけ年相応の精神年齢になっているような気がした
長く生きているような気がするが、俺はまだ二十も生きてないのか
秋:俺ら、中良過ぎて前世は兄弟だったんじゃないかって言われてんだぜ、しってた？
貴:まぁ、、、。
秋:前はお前のが年上だったのにな。
貴:そうだな。
秋:しかも今と同じ2歳差！すげぇなw
貴:嗚呼、、。
「眠いの？」と問いかけられたが答える前に眠りについた、こいつがそばに居ると寝やすい
目が覚めるともうお昼
慌てて身体を起こせば、隣で眠っていた秋瀬がベッドから落ちそうになって慌てて掴む
貴:おい秋瀬！
秋:んー、、？
貴:起きろ！落ちるぞ！！
秋:はいはい、、、。
貴:、、、。
秋:いった！？
寝ぼけていたので掴んでいた手を離せばベッドから落ちて背中をさする秋瀬
貴:起きたか？
秋:はい、、、。
貴:身体に異常は？
秋:ない。お前は？
貴:ない。
のそのそと秋瀬が自身のベットに戻ってあくびをする。まったく、呑気な奴だ
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ゆな - 更新ガンバレェ！！一番右の星をぽっちとしました←言う必要あったのかなぁ？まぁいいや では応援してます！ (2020年3月23日 14時) (
レス) id: df7125e07b (このIDを非表示/違反報告)
全員嫁 - 新しいのが投稿されていて凄く嬉しいです！！！これからも頑張ってください！無理はしないようにして下さいね！ (2020年3月16日 6時) (レス) id: a8834356f6 (このIDを非表示/違反報告)
４７ - 16話で「ナビゲートは大丈夫がやる。」になっていますよ〜｡ (2020年2月23日 20時) (レス) id: 08487fa41c (このIDを非表示/違反報告)
樂-Raku-(プロフ) - 泣きました､､､これからも頑張ってください(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o))) (2020年2月7日 18時) (レス) id: 1cdd0676ea (このIDを非表示/違反報告)
梅酒緑茶(プロフ) - 続編おめでとござます！！大好きですううう (2020年2月6日 17時) (レス) id: e7f71a0c68 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：地縛霊
| 作者ホームページ：
作成日時：2020年2月4日 21時
