第67話 ページ22
貴方side
パタパタと前を走るアリスを追いかけて、今度こそ最深部へ
そして最後の扉
前はたどりつけなかった扉の前にたどり着いた
貴:いいんだな、アリス。
秋:開いたらもう止まれない、いい？
ア:いいの、お願いお兄ちゃん。パパを止めて。約束よ、お兄ちゃん。
立てられた小指に指を絡めて、触れられないはずの額にキスを落とす
貴:その約束、今果たそう。
秋:そこのお二人もお手伝いよろしくお願いしますw
シャ:もちろんや！
ショ:なんかよくわからんけど、まぁなんとかなるっしょ。いきましょ。
行く気満々、とても軽く返事を寄越すお二人に苦笑が漏れてしまう
貴:ノリがいんだか、馬鹿なんだか。
秋:この扉の向こうにあるものがわかってないんだよ。しゃーなくね？
シャ:え、そんなヤバイもんなん？
シャオロン隊長の言葉に苦笑しながら口を開いて軽く説明をする
貴:クローンに自身の記憶をインプットし生き続けているやばいマッドサイエンティストがいます。
秋:…娘を蘇らせたかっただけなんでしょうが、いきすぎた願いは時に恐ろしい物を作り出すんですよー。
ははは、と笑う秋瀬の顔はあまり穏やかそうではない。まぁ当たり前か
ショ:愛する者のため、って感じっすかね。俺らにはよくわかんない話っすけど。
秋:愛、愛か〜。
貴:愛というよりかは情の類いでしょうね。愛情、友情、情は時に人を弱くします。
ショ:A、くそ先輩みたいなこというんすね。まぁ間違いじゃないでしょーけど。
どこか楽しそうにクスクス笑うショッピ隊長の真意は俺にはわからなかった
秋:んじゃま、いきますか。
シャ:真正面から行くん？
貴:真正面からしかいけません。
両開きの扉を押し上げれば、途中で自動的に開いて行く扉を尻目に真正面に立つ男を睨み見る
貴:おはようございます、どうもドクターJ。
J:呼んでもいない客人がどうして私の名前を知っているのやら、、、。
秋:そんなことはどうでもいいでしょう？さぁ、とっとと死にましょう。永遠に生きる必要ないでしょう？
貴:お前の愛する娘はもういない。お前の守るべき家族は死に絶えた。
秋:ならば貴様も、ここで死ね。
いただいた刀の鞘に手を乗せつつ、一気に間合いを詰めた瞬間、目の前に現れる巨大な影
瞬時に後ろに飛び退き現れた影を見る
膨れ上がった四肢に獰猛な鉤爪を持ちならがら、その顔は人
まぁ出てくるとは思っていたが
これといって問題ではないな
今は四人なのだから
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ゆな - 更新ガンバレェ！！一番右の星をぽっちとしました←言う必要あったのかなぁ？まぁいいや では応援してます！ (2020年3月23日 14時) (
レス) id: df7125e07b (このIDを非表示/違反報告)
全員嫁 - 新しいのが投稿されていて凄く嬉しいです！！！これからも頑張ってください！無理はしないようにして下さいね！ (2020年3月16日 6時) (レス) id: a8834356f6 (このIDを非表示/違反報告)
４７ - 16話で「ナビゲートは大丈夫がやる。」になっていますよ〜｡ (2020年2月23日 20時) (レス) id: 08487fa41c (このIDを非表示/違反報告)
樂-Raku-(プロフ) - 泣きました､､､これからも頑張ってください(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o))) (2020年2月7日 18時) (レス) id: 1cdd0676ea (このIDを非表示/違反報告)
梅酒緑茶(プロフ) - 続編おめでとござます！！大好きですううう (2020年2月6日 17時) (レス) id: e7f71a0c68 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：地縛霊
| 作者ホームページ：
作成日時：2020年2月4日 21時
