検索窓
今日:1 hit、昨日:2 hit、合計:829 hit

1話〜淡い夏の夜〜 ページ2

僕は、夏の暗く涼しい夜に、家の近くを散歩していた。





「うわっ」「きゃあっ」





歩いていたら、誰かにぶつかってしまった。






「あっごめんなさいっ」





「え、あ、いやっ僕の方こそごめん…」





ぶつかったのは、よく見えなかったけど女の子らしい。


その女の子は、僕の腕を引っ張って立たせてくれた。





「ああっ血出てる!」





膝をすりむいて血が出ていた。





「大丈夫だよこれくらい。」





すると女の子は、




「ダメだよ!来て!」


僕の手をひいて公園に向かった。





水道の水で血を流して、膝に絆創膏を貼ってくれた。





「よし!これでもう大丈夫!」





「あ…ありがとう」





「どういたしまして!」





女の子は、僕の顔を見てニコッと笑った。





「私、李紗っていうの!貴方は?」





「…裕也…」





「裕也君ね!じゃあ私、そろそろ帰るね。」





「そっか…」





「また会おうね!裕也君!」





「うん!また会おうね!」









…僕は、あの時の女の子の…李紗の笑顔が忘れられない。




李紗は、僕の初恋だった。









これが一ヶ月前、


暗い夜、淡い夏の日に起きた僕の初恋。

2話〜B組の人気者〜→←〜プロローグ〜



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 8.5/10 (2 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
設定タグ:作詞 , 宵闇影魔 ,   
作品ジャンル:恋愛, オリジナル作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

宵闇影魔 - 神さん» 本当ですか!?わざわざ見にきてくださってありがとうございます!歌詞は物語が終わったら最後に載せますので!がんばります! (2016年3月21日 15時) (レス) id: c5b185d555 (このIDを非表示/違反報告)
- 小説、作ってくださりありがとうございます!嬉しすぎます……。おもしろかったです!応援してます! (2016年3月21日 11時) (レス) id: d0cec0e549 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:宵闇影魔 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2016年3月19日 15時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。