Story Of The Song 2

Dracula La−part7 ページ9

まーくんがたくさん話を聞いてくれた。


少しスッキリした。

でも､明日はデートだ。

水族館がよかったけど…。


USJかぁ…。









　 -次の日-


「よ」

『…ども。』

来てしまった。この日が。

「昨日どしたん？」

笑顔で聞いてくるけど､

とても怖い。


『ちょっと風邪気味だったので。』

「あっそ。」



本当につまらない。


でも今日はまだマシな方かもしれない。









…と思ってたのに。









「なぁー。これ乗ろうぜ。｣

『はっ!?無理だし。こんな行列並べんし。』


「…お前ホントにつまらんよなー。ちょっとは付き合ってもらってるっていうありがたみとかないわけ？」

『…。』

痛いとこをつかれた。

「だから彼氏もできない､愛してももらえないんだよ､バーカ｡」



そう言ってアイツは帰った。


『…っ!!』


悔しかった。


何も言い返せなかった。









…ｸﾞｯ




唇を噛んだ。

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