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康二side
阿部ちゃん、佐久間くんとご飯を食べた日から
数日が経ち、
また何も変わらない日常を過ごしていた
今日も「ゆきだるま」は予約でいっぱい
忙しくなりそうだ。
ん？
予約の名前のところに知っている名前があった。
"佐久間大介"
佐久間くん、いつ予約したんやろ。
「ゆきだるま」は、予約制のレストランで
隠れ家的なんて言われていたけど、人気になってからは予約がむずかしくなっている。
知っている人がお店に来るなんて
緊張しちゃうな。
"予約数 3名"
阿部ちゃんと2人じゃないんか。
誰か連れてくるんやな。
涼太「康二、そのお客さん知り合い？」
「はい。友達です。」
涼太「なるほどね〜。大丈夫？友達が来るなんて緊張しちゃうんじゃない？笑」
「まぁ、こんなこと初めてなんで。」
涼太「そっか。俺も張り切っていいもの作らないとな！お友達来たら教えてよ。」
「はい。ありがとうございます。」
予約時間は18時か…
忙しい時間帯だけど
阿部ちゃんに会えるなら頑張ろうかな。
今日はラウールも来るみたいだし。
蓮「おはようございます！」
涼太「目黒、おはよう。」
このレストランで見習いシェフをしている
目黒蓮が出勤した。
めめは、俺と同時期にシェフとして働き出した。
蓮「康二、おはよう。体調は？大丈夫？」
「おはよう。大丈夫やで。今日も頑張ろうな。」
体調を崩しがちな俺の調子を
めめは、いつも気にしてくれる。
俺をここまで支えてくれた人のひとりだ。
涼太「よし。今日もはじめようか！」
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作者名：曜 | 作成日時：2021年1月27日 21時
