Spring Breeze (ページ17)

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康二side

2人のお言葉に甘えて
夜ご飯をご馳走になっている。

暖かい家庭。
2人は、信頼し合ってるし、助け合ってて、愛し合ってる。

俺もこんな家庭に憧れる。

翔太「康二はさ、最近体調はどう？？」

翔太くんの方が大変なのに
いつも俺のことを気にしてくれる。

「大丈夫ですよ。最近は元気です。」

翔太「よかった！いつも言ってるけど、体調崩したらしっかり治るまで仕事休みなね。涼太に遠慮すんなよ！笑」

「ふふっ。ありがとうございます。」

涼太「康二も無理しないでね。誰かさんみたいに。笑」

翔太「別に無理してないですー。この通りピンピンしてますー笑」

やっぱり、この2人は俺の憧れ。

涼太「あ、今日ね。康二の友達が店に来てくれたんだよ。」

翔太「えぇ！珍しいな～。何人きたの？」

涼太「3人ぐらい来てなかった？？」

「友達は、その中の1人なんです。あとは、その友達の彼氏と…。」

『今度…ご飯でも行きませんか…？』

あの光景が一気に蘇る。
そしてあの香りも…。

この2人には聞けるかもしれんな…。

「あっあの。1つお2人に聞きたいことがあるんですけどいいですか…？」

翔太「ん？どうかした？？」

「"魂の番"って信じてますか…？」